スマートフォン

 スマートフォンとは携帯電話と携帯情報端末を融合させたものです。欧米では前から普及していましたが、日本ではケータイの高機能化でなかなか普及してきませんでした。スマートフォンの特徴はワープロや表計算などのビジネスアプリケーションが使えるということもありますが、最大のポイントはOSの技術情報が公開されて
いてスマートフォンの上でのソフト開発が携帯メーカー以外でも可能な点にあるところです。そこで今回は、スマートフォンのOS別に代表機種と特徴を紹介します。

◆iPhone(iPhone OS)
 http://www.apple.com/jp/iphone/

 いまや日本のスマートフォンの代表格になったアイフォンです。最大の特徴は数万種類と言われるアプリケーションを無料やわずかな金額でダウンロードし、利用できることです。日本の携帯電話でも同様にアプリをダウンロードできるのですが、ビジネスアプリは少なく、開発が大変なため、本数に限りがあります。タッチパネル
や開発環境の無料提供も普及の大きな要因だと思います。OSはまもなくマルチタスク対応の4.0が登場します。バージョンアップができるのも特徴ですね。アップル社が提供しています。他のスマートフォンと違い一社独占での提供になっています。

◆Xperia(Android)
 http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so-01b/index.html

 あの検索サイトで有名なグーグルが開発したOS、アンドロイドを搭載した機種です。日本では昨年の7月にHT-03Aが発売されてからこの機種が2機種目です。ドコモの提供ですが、ソフトバンクやauからも別機種が登場しています。つまり、携帯電話会社を超えて同様のアプリが使えるようになるのが魅力です。また、グーグル
のネットサービスとの融合性も高く今後が期待できます。

◆IS02(Windows Mobile)
 http://au-is.jp/products/is02/

 6月に発売予定でWindows Mobileを搭載したスマートフォンです。マイクロソフト社から提供されているため、エクセル、ワード、パワーポイント、アウトルックとの親和性は抜群。前身のWindows CE時代からだと10年以上の歴史があります。現在最新のOSはWindows Phone7です。

◆BlackBerry Bold(BlackBerry)
 http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/pro/blackberrybold/

 日本では、外資系の会社の方中心に使われていますが、海外では第2位のシェアを誇る人気のOSであるブラックベリーを搭載した機種です。少し平べったい感じでQWERTYキーボードがついているのが特徴です。カナダのリサーチ・イン・モーション社が提供しています。

◆Nokia N82
 http://mb.softbank.jp/mb/global_model/

 日本では2008年に撤退したため、購入できなくなってしまいましたが世界でのスマートフォンNo.1シェアを誇っているのがこのSymbian OSを搭載したものです。2年前までは全世界の50%以上のスマートフォンがこのOSを搭載していました。現在は、アイフォン、アンドロイドに追い上げられ、シェアを落としています。

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