テキストエディターソフト(その2)

今回は4年ほど前に紹介したテキストエディターの続編として紹介します。今回はプログラム用です。

最近、Web関連の開発が増えてきている中で、一般的な開発用ソフトではなく、高機能なテキストエディターでプログラム開発をしている人がいます。

プログラムといわれてピンとこない方をいるかもしれませんが、Webサイトを構築しているHTMLやCSSも言語なので、プログラムとほぼ同じ手法で作成することが多いのです。

エディター機能としては、文字検索、文字置換、ファイル比較といった文章系のテキストエディターでも便利な機能に、キーワードの強調機能や入力補助機能、文法チェック機能といった開発者にはうれしい機能があります。別名ソースコードエディターとも呼ばれています。

少し脱線しますが文章系としてはほしい機能として誤変換、誤用、誤記やゆらぎをチェックする校正支援がありますが、残念ながらそこまでできるテキストエディターはほとんどない(「ライティングさん」というのがあります。)ので、他のソフトを使って行うことを勧めています。

エディターの機能は当然、プログラム開発専用ソフトももっているのですが、エディターのほうがパソコンの性能が低くても軽快に動作するために人気があるようです。

普通のみなさんはあまりなじみがないとは思いますが、ちょっとしたシステム管理やWebサイトの更新を行うような立場になった人には重宝されると思います。

◆Sublime Text
http://www.sublimetext.com/

最近、話題に上ることが多いテキストエディターです。キャッチコピーが「恋に落ちるテキストエディター」です。最新バージョンの3は有償ですが、ひとつ前の2は評価する限りは無料で利用できます。便利な拡張機能やショートカットキーがあるので馴染めばなじむほど便利になるようです。日本語化もできます。WindowsでもMacでもLinuxでも動きます。2008年が初ですが、2011年のバージョン2から人気が出ました。

◆Visual Studio Code
https://code.visualstudio.com/

マイクロソフトが提供するテキストエディターです。オープンソースに2015年11月になりました。なんとWindowsだけでなく、MacでもLinuxでも動きます。マイクロソフトが作っただけあって、豊富な機能をもっています。無料です。

◆Atom
https://atom.io/

こちらも便利な拡張機能が多いので人気のエディターです。もちろんWindows、Mac、Linuxで動きます。無料で、日本語化もできます。2015年6月が正式リリースです。

◆Brackets
http://brackets.io/

フォトショップやイラストレーター、PDFで有名なアドビ社が提供するエディターです。2014年11月がスタートで、Windows、Mac、Linuxで動きます。無料です。アドビ社だけあって、ライブビュー機能など無料と思えない便利な機能がついています。

◆Notepad++
https://notepad-plus-plus.org/

2003年にリリースされた世界的に人気のエディターです。2015年の調査では世界で最も使われているとの評価をもらっています。インストール時点で日本語化してくれるので、初心者でも安心です。ただし、Windowsのみ対応です。

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