Webサービスの連携サービス

今回はいろいろなWebサービスをつなぐツールというかサービスを紹介します。

最近はいろいろなサービスが無料か低価格で使えるようになりました。いろいろ使えて便利なのですが、できれば、つながってほしいと思うようなシーンが多くあります。例えば、ブログを書いたらTwitterやfacebookに通知をしたり、Dropboxに保存した画像をInstagramに投稿するといったことです。

一部のサービス間では既に実現できている機能もありましたが、多くの組合せに対して対応できていませんでした。サービス自体が連携をするための接続環境であるAPIを用意していなかったからです。

しかし、今は多くのサービスがAPIを提供しています。IoTの普及も追い風となり、サービスとサービスだけでなく、センサーとサービスといったつながりも実現できるようになりました。とはいえ、素人にはハードルが少し高かったです。

これをより簡単に使えるようにしたのが連携サービスです。連携サービスでは予めレシピと呼ばれる組合せパターンを用意しており、それを選んだら、あとは2つのサービスをつなぐことにするための手続きと使うための必要事項を記載するだけです。プログラミング的なことは一切ありません。自分でレシピを作ることもできます。
何かやってみたいことがあれば、ぜひチャレンジしてください。もし、つなぎたいサービスがなくても、どんなことができるか見るだけでも楽しいですよ。アイデアも浮かぶかもしれません。

◆IFTTT
https://ifttt.com/

この連携サービス関連の立役者といったサービスです。500以上のサービスが連携しており、大抵のサービスをつなげることができます。英語なのがちょっと残念ですが、そんなに難しくはないと思います。

◆Zapier
https://zapier.com/

こちらは現在連携できるサービスが一番多いだろうサービスです。900以上のサービスが連携できるようで、IFTTTの上位互換サービスと言われているそうです。

◆Microsoft Flow
https://flow.microsoft.com/ja-jp/

マイクロソフトが提供する連携サービスです。まだ歴史が浅いのでちょっとサービス数は少なめですが、日本語でできるのは助かります。当然マイクロソフトの製品の連携は強いです。

◆my Things
https://mythings.yahoo.co.jp/

Yahoo!Japanが提供する日本発の連携サービスです。日本製なので日本のWebサービスに強いです。もちろん、Yahooのサービスはしっかり対応。日本語もばっちりで初心者向けだと思います。

◆Integromat
https://www.integromat.com/en/

後発のサービスですが、できることが多いと評判のサービスです。解説しているサイトも少ないので習得が少し大変そうですが、Routerという機能を使って複数のサービスを同時に接続できるようです。

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