このネタは正月明けに掲載するつもりでしたが、Web2.0の話を先に持っていったので少し遅れてしまいました。建設業とは少し離れた話題ですが、Web2.0の影響をもっとも受けているのがネットショップだと思われます。今回は、昨年の様々な受賞サイトを紹介して最近のネットショップの動向をつかんでいただきましょう。
建設業のサイトでも、副業として小売を行うところも出てきていますし、集客という点では参考になることも多いものです。自社に使えるかどうかという観点でご覧ください。
どこの賞にも言えることですが、お客様の声をいかに反映させているかということ、そして「人気のある店は人の気配を感じる店」といわれるように、店長をはじめスタッフの顔や雰囲気が字面からあふれているところがポイントのようです。建設業サイトにおいても、過去の作品や現場の声、地域住民の声を反映できるサイトは信頼度があがります。Web2.0は双方向だということを以前お話しましたが、今後ますます顧客の声が重要度を増しそうです。
◆日本オンラインショッピング大賞
http://ecken.jp/ols/index.html
2006年で第10回を迎える賞です。1996年に出来たEC研究会が選定しています。公募型としては最大級のものでしょう。選ばれているサイトも他の賞では見られないものが多く一見の価値があります。
◆ベストECショップ大賞
http://www.ec-conference.com/con_bestec2006.php
2006年で第3回と、賞としてはまだ歴史が浅いですが、選定される賞が多くあり、いろいろな人気ショップを見ることが出来ます。主催は全国イーコマース協議会というところですが、協賛にYahoo!やアスキー、Eストアーなど、ネットショップ関連企業が多数参加しているのもポイントです。
◆ショップ・オブ・ザ・イヤー2006
http://event.rakuten.co.jp/campaign/shop/soy2006_award0110/
楽天市場の賞です。売上げではなく、投票で決めるということ、またジャンル別部門別の賞があるので、興味のある小売別で見ることが出来ます。
◆2006年上半期ベストストア
http://contents.shopping.yahoo.co.jp/event/beststores/firsthalf/grandprix/
こちらはYahoo!ショッピングの人気ショップです。売上げランキングはこれと別にあるのですが、こちらはお客様の声も反映したものになっています。楽天同様、総合とカテゴリ別で賞があるのですが、楽天ほど多く表彰されていません。
◆SHOP OF THE YEAR 2006
http://shop.ecnavi.jp/soty2006/
価格比較サイトECナビ主催の賞です。売上げとショップ評価を元に賞を設定しているので、比較的大手が賞をとっています。カテゴリ部門もありますので、どういう会社があるのか見てみるのもおもしろいでしょう。