PFI

正式名称:Private Finance Initiative
直訳すると民間財政主導とよくわからないような言葉になりますが、公共サービスを民間主導で提供する方法を言います。従来のように設計・施工にとどまらず、運用・維持管理まで踏み込んだ形も提供されます。これは、民間の資金とノウハウを生かして、公共サービスの効率化、小さな政府を目指す目的で、導入されたものです。1992年よりイギリスではじまり、1999年に日本でも始まりました。まだまだ試行錯誤の段階を出ていないような気がしますが、これからの建設業のあり方のひとつだと思います。最大の特徴は、従来のように設計・施工後、発注者から支払いを受けるのではなく、運用・維持管理を行うことによって、その収入を建設費用に当てるというものです。結果、効率よく効果的な公共サービスを民間のアイデア、ノウハウで行うことができるのです。歳出超過に陥りがちな公共団体にとってはとても魅力的な方法だと思います。しかし、設計・施工だけでないため従来型の縦割り行政では正確な評価・指導はできません。PFIの導入は、公共団体の行政改革も必要だと思います。建設業界では、運用に踏み込んでまで業務展開しているところは少ないと思います。今後、従来組むことを考えられなかった企業とのJVを組むことにより、自社の領域を広げるチャンスです。もちろん、ノウハウなしに挑むのは長期債務のことを考えるとかなり危険なことでしょう。十分な研究と関連業界との連携が成功の鍵を握ると思います。

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