前回に引き続きCMS(Contents Management System)を紹介します。今回は少し用途が限定されたCMSを紹介します。限定されてはいますが結果として目的に応じたサイトを作りやすいです。
◆EC-Cube
http://www.ec-cube.net/
商用ソフトが2006年にオープンソースとして公開されたCMSです。タイトルにもあるようにEC(電子商取引)つまりネットショップサイトを構築するためのソフトです。日本製なので、日本の携帯電話キャリアに対応するなどの特徴が導入実績も多いです。
動作環境:PHPバージョン4.3.11以上
MySQL5.x以上(PostgreSQL 7.4.x以上でもOK)
◆ZenCart
http://zen-cart.jp/
osCommerceから2003年に派生したEC用CMSです。歴史があるため導入実績も多く、紹介サイトも豊富にあります。また、他のシステムとの連動などもできるので、元あるCMSと組み合わせてショップ機能を追加したい方にも向いています。
動作環境:PHPバージョン4.1.X以上5.2以下
MySQL3.2X以上
◆soy shop
http://www.soyshop.net/
2008年に正式版が登場したSoyCMSの追加導入することで使えるようになるEC用CMSです。日本製で各種決済サービスとも連動できるようになっています。
動作環境:PHPバージョン5.2.0以上
MySQL3.2.3以上
◆OpenPNE
http://www.openpne.jp/
MixiのようなSNS(人とのつながりを支援するコミュニティサービス)を構築できるソフトです。OB会や同好会などで情報交換したい時に便利なソフトです。2005年に登場しました。
動作環境:PHPバージョン5.2.3以上
MySQL4.1以上
◆Pukiwiki
http://pukiwiki.sourceforge.jp/
Wiki(ブラウザで直接ページを書き換える仕組み)が構築できるCMSです。実際にはウィキペディアのような用語紹介サイトやゲーム攻略サイトのような使い方をしている例が多いです。
動作環境:PHPバージョン4.1.0以上
データベースは不要