約20年を振り返る(建設業に役立つホームページ)

全体としてですが、1000回に達成したので、それぞれのテーマで今までの話について振り返りたいと思います。

今回は「建設業に役立つホームページ」です。

2004から2006年(H001-H035)

最初の投稿は、2004/5/21です。このころはインターネットエクスプローラーが9割以上のシェアをもち、firefoxが少しずつ使われ始めた時期です。HTMLもバージョン4.01で、スマホやタブレットはなかったですが、パソコンの解像度も低かったので、表現も限られていました。

また、ネット情報を集めるにも苦労されている方が多く、このコーナーを作った覚えがあります。最初は、私がよく利用していたページを中心に、よく相談を受ける情報が掲載されているサイトを紹介しています。

天気や業界団体、電子納品や地図サービス、CAD部品、施工書類、電子納品等の建設関連やPDF、パソコンメーカー、オンラインストレージサービスといったIT関連をざっくり紹介しています。

2007から2009年(H036-H098)

その後は情報セキュリティやYahooのような統合サービスを特集形式で紹介したり、お花見やアフィリエイト、中小企業支援センターとちょっと毛色の変わったサイトの紹介も行ったりしています。それ以外に「現場でIT」と連携した企画でオフィスソフトのテンプレート紹介や使い方がわかりやすく掲載されたサイトも紹介しています。

2010から2012年(H098-H148)

この後はスマートフォンやタブレットが普及し始めて、パソコンソフトから、ネットサービス、アプリの紹介が少しずつ増えてきています。建設業での情報発信の重要性から比較的容易に利用できるCMSソフトやレンタルサーバー、andoroid携帯のセキュリティ対策といった感じです。

2023年でもまだ表示件数が多い建設イラストサイトの紹介もこの時期でした。ネットのQ&Aサイトにリンクを紹介されたことがきっかけで増えたようです。ありがたいことです。

2013から2016年(H149-H219)

この辺りから1回きりの紹介が減り、複数回にわたって特定のテーマで特集を組んだ紹介をするようになりました。ホームページやエクセル、アクセスといったオフィスソフト、出張時に役立つ宿泊予約、旅行会社、飲食店の紹介やキュレーション(情報収集)サービス、音楽・動画配信と少し業務外のサービスの紹介も行っています。

2017から2019年(H220-H268)

機能豊富なWebサービスが増えてきて、サービスそのものはもちろん、活用方法が掲載されてサイトも紹介しています。特にGoogleのサービスは建設業だけでなく、全業種で有用なサービスが多いことから長めの特集となっています。

2020から2023年(H269-H333)

この後も様々なWebサービスを何回かの特集で紹介していますが、リンクを見る前にもう少し説明があったほうがいいと思い、解説文が徐々に長くなっています。最初のころに比べると2倍か3倍の量になっており、改めて、使いこなすのに様々な情報が必要なサービスが増えてきたと感じました。

WebミーティングやRPA、メモといった特定の軸で複数のサービスを紹介する試みもしています。できるだけ、偏りなく読者の方が自分の好みや使いたい機能で選べるように気を付けています。とはいえ、まだまだ世の中には多くのサービスがあるので、今後も追加補足で紹介しそうです。

3回にわたって、約20年999回分の記事を振り返りました。読み直すと拙い文章が散見し、恥ずかしい面もありますが、たまにこの記事が役に立ちましたとのお話に元気付けられることもあります。

検索サービスが充実し、ChatGPTのようなサービスでいろいろな情報が入手できるようになった時代にどのようなお役立ち情報が提供できるか試行錯誤を続けていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いします。

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