中小企業支援センター(都道府県別)(その6)

  前回に引き続き、各都道府県の中小企業支援センターを紹介します。中小企業支援センターでは、支援の一環として

 取引あっせん

を行っています。しかし、「ともかく仕事ください」と自社の実情や実力を語らずに受注だけを催促する営業マンや経営者の方がいらっしゃます。公的機関が斡旋する以上、それなりの情報収集をしてから責任持って良縁を取り持つような形で行うことは少し考えていただければご理解していただけると思うのですが、そこがなかなか難しいようです。逆に「ヘンな業者を押し付けられたらいやだ」と思って、制度を知っていても利用されていない方もいらっしゃるようです。「自社の情報を公開して金融機関などに知られるのがいやだ」ということをいわれる方もいらっしゃいます。そんなことは絶対にありません。もちろん、業務内容がうまく合わずに紹介した取
引がだめになることはあります。でも、それ以上に新しい取引で活力を見出した企業のほうが圧倒的に多いのです。まずは、自社の実力をどうかっていいのかを相談しにいかれることをおすすめします。取引はその次です。

今回は九州です。

◆(財)福岡県中小企業振興センター
 http://www.joho-fukuoka.or.jp/new/center/

 左側に少し薄い字で見にくいですが、支援策のメニューがあり、中央はお知らせがそのまま載っています。ヘッダーにあるメニューは外部リンクが大半で別ウィンドウで開きますので注意してください。

◆(財)佐賀県地域産業支援センター
 http://www.infosaga.or.jp/
 
 左側のメニューが支援策の一覧になっています。ヘッダーにあるQ&Aは、相談内容に応じたリンク先を示していますので、初めての方はこちらを見られたほうが分かりやすいと思います。

◆(財)長崎県産業振興財団
 http://www.joho-nagasaki.or.jp/
 
 支援策の一覧はトップページの少し下にサービス一覧というのがあり、こちらから見ることができます。ただし、初めての方は、上にある「社長さん、何かお困りですか?」のイラストをクリックすることで出てくる支援メニューがわかりやすくておすすめです。全部の支援策にイラストがないのは残念ですが、印象はとてもいいで
す。

◆(財)くまもとテクノ産業財団
 http://www.kmt-ti.or.jp/

 支援策はトップページの少し下にある簡易表示と詳細表示というところにあります。簡易表示が相談内容別になっており、詳細表示は実際の支援策別になっています。タブをクリックするというアイデアはいいと思いますが、初心者には気付かれにくいかもしれません。

◆(財)大分県産業創造機構
 http://www.columbus.or.jp/

 左側にある支援メニューと業務案内の両方が支援策です。少しわかりずらいのであれば、業務案内の総合相談窓口に書かれている連絡先に聞くほうがいいかもしれません。
 
◆(財)宮崎県産業支援財団
 http://www.i-port.or.jp/
 
 左側の財団の活動紹介から各支援策の紹介に入ります。見やすいのですが、サービス内容の全体像がちょっと把握しにくいです。
 
◆(財)かごしま産業支援センター
 http://www.kric.or.jp/
 
 支援策は、トップページの下にある「とっておきのe?情報」というところにあります。最近にはめずらしくフレームを使ったページになっているので別ウィンドウで出すとメニューが消えてしまうのが要注意です。
 
◆(財)沖縄県産業振興公社
 http://www.okinawa-ric.jp/

 支援策は左メニューの一番上にある「支援サービス一覧」をクリックした先にあります。オンライン相談と称して、メールでの相談窓口もありますので、いきなり訪問はと思われる方はこちらを利用されるといいです。

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