海外パソコンメーカー

 最近、ネットブックを中心に海外パソコンメーカーが増えてきました。また、一度は撤退したものの再度日本進出している会社もあれば、企業合併で名前が変わったものもあります。パソコンの購入検討をされている方に「このメーカってどんな会社なのか」とよく聞かれることがあるので、今回まとめてみました。背景を知ると少し親近感が沸くかもしれませんね。

◆Hewlett-Packard
 http://www.hp.com/jp/

 略してHPと呼ばれることもあります。米国に本社を置くメーカーで販売台数で世界第1位です。2002年にコンパック(タンデム、DECを買収した企業)を買収し、パソコンからサーバーまで幅広いサービスを展開しています。とはいえ日本での一般ユーザーでは知名度1番とまではいかないようです。

◆DELL
 http://www.dell.co.jp/

 米国が本社のメーカーです。BTOスタイルで急成長し、現在世界第2位のメーカーになっています。雑誌広告やCMの宣伝のおかげで海外メーカーでは日本で一番知名度が高いかもしれません。

◆Acer
 http://www.acer.co.jp/

 台湾に本社を置くパソコンメーカーです。2007年に米国のゲートウェイ(イーマシンズ買収した企業)を買収することで世界第3位のメーカーになりました。日本ではネットブックや自作パソコン用のマザーボードで有名ですが、日本企業(富士通等)のパソコン基盤をOEMで作っていることでも知られています。

◆Lenovo
 http://www.lenovo.com/jp/ja/

 中国のメーカーです。聯想集団と呼ばれることもあります。世界第4位、中国内第1位の企業です。2004年にIBMからPC部門を買収して一気に大きくなりました。2008年まではパソコンにIBMの文字が入っていましたが、現在はなくなっています。つまり現在IBMのパソコンは売られていません。

◆Apple
 http://www.apple.com/jp/

 米国の企業です。Windowsパソコンではなく独自OS(MacOS X)を搭載したMacintosh を販売しています。実際にはパソコンメーカーよりiPod、iPhoneのメーカーとしてのほうが有名かもしれませんね。カリスマ経営者スティーブ・ジョブズ氏が経営していることでも知られています。また、以前の日本法人社長に現在日本マクドナルド社長である原田泳幸氏がいて、「Macからマックへ移籍」と話題になったこともあります。

◆Micro-Star International
 http://www.msi-computer.co.jp/

 略称ですMSIを呼ばれています。台湾のメーカーです。日本ではネットブックで有名になりましたが、世界第1位のビデオカードメーカーでもあり、OEMメーカーとして有名で、NECなどに部品供給しています。

◆ASUSTek
 http://jp.asus.com/

 台湾のメーカーです。ネットブック「Eee PC」で一躍有名になりました。マザーボードでも有名なOEMメーカーでソニーやアップル社にも部品供給をしています。

◆Sun Microsystems
 http://jp.sun.com/

 パソコンというより、EWS(略語参照)と呼ばれる技術計算専用コンピューターを中心に販売していた会社です。2009年4月に世界第2位のソフトウェア会社オラクルに買収されることが決まりました。独自OS(Solaris)や独自CPU(SPARC)は根強いファンがい
ます。

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