最近、ネットブックのような携帯性の高いパソコンの登場や業務スタイルの変化により、営業の方を中心に外でのネットワーク環境が重要視されるようになってきました。そこで、注目されているのが公衆無線LANサービスです。ノートパソコンはもとより、ゲーム機、PDAと接続ニーズが高まっています。今回は、公衆無線LANサービスを紹介します。
◆BBモバイルポイント
http://tm.softbank.jp/consumer/wlan/index.html
ソフトバンク系のサービスでアクセスポイントは4000か所程度。マクドナルド、ルノアールと比較的見つけやすく、滞在しやすい場所で使えるのが特徴。新幹線N700系でも利用できます。Yahoo!ユーザーならば 210円、そうでなくても 525円で利用できます。
◆Mzone
http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/mzone/
ドコモのサービスです。アクセスポイントは6800か所。ドコモ契約者ならば 840円。そうでないと1500円です。鉄道の駅構内が多くロッテリア、ケンタッキー、タリーズコーヒーにもあります。新幹線も利用可能です。
◆フレッツスポット
http://flets.com/spot/
NTT東西のサービスです。アクセスポイントは9000か所と一番多くあります。鉄道の駅構内が多くロッテリア、ケンタッキー、モスバーガー、タリーズコーヒーにもありますが、新幹線が利用できません。また、フレッツユーザーのみしか利用できず、東は840円、西は945円と利用料金が異なります。
◆HOTSPOT
http://www.hotspot.ne.jp/
NTTコミュニケーションのサービスです。アクセスポイントは約4000か所で、鉄道の駅構内、タリーズコーヒー、プロントなどで使えます。BBモバイルポイントと提携してさらにマクドナルド等4000か所でも使えるようです。新幹線もOKです。料金はマクドナルドなどカジュアルな場所で使うものが399円、鉄道系が819円ですが、フルセットで使えるタイプは1680円となっています。
◆livedoor wireless
http://wireless.livedoor.com/
ライブドアのサービスです。アクセスポイントは2200か所ですが東京中心でエリア密度が高く展開されています。月額 525円で東京在住の方にはいいと思います。
◆FREESPOT
http://www.freespot.com/
パソコン周辺機器メーカーのバッファローが提唱した広まっている無料のサービス。2010年3月現在で7144か所あるが、宿泊施設や空港に多いのが特徴。公衆無線LANサービスを試してみたければまずはこれで始めてみるといいでしょう。
「LaFonera」という専用のルーターを購入し、自分のネット環境を公開することで、他の環境も無料でできるという変わった仕組みです。そのため、商業地より、住宅街にアクセスポイントが多いのが特徴です。