パソコン基本ソフト

 パソコンは基本ソフト(OS)なしでは何の役にも立たないのは、ご存知のとおりです。世の中の多くのパソコンはマイクロソフト社のWindows がインストールされていますが、それ以外にもパソコンで動くOSはあります。今回はどのようなものがあるかを紹介します。

◆Microsoft Windows
 http://www.microsoft.com/japan/windows/default.aspx
 
 パソコンといえば、Microsoft Windows といわれるほど圧倒的シェアを誇るOSです。シェア率は90%。一時期に比べるとシェアは落ちましたがまだまだ独占状態といった感じです。ただし、2002年に発売されたWindows XPから2006年に発売されたWindows Vista に移行が進まず、2009年発売のWindows7でどうなるかが気になるところです。

◆Mac OS X
 http://www.apple.com/jp/macosx/
 
 Apple社の販売しているOSです。Apple社のパソコンでしか動かないため、セット販売が基本ですが、バージョンアップの位置づけで別売もされています。2001年まではMac OS 9と呼ばれる独自性の高いOSでしたが、2001年よりOpenSTEPの要素を取り込んだMac OS Xを発売し、現在に至っています。パソコンOSのシャアは約8%です。

◆Linux
 http://www.linux.or.jp/JF/
 
 リーナス・トーバルズが1991年に開発を開始したOSです。正確にはカーネルと呼ばれるOSの中心部分だけをLinux と呼ぶのですが、実際にはOSとして動かすためのソフトウェア群を集めたものも同様の名前で呼ばれています。ただし、実際の導入時にはLinux というOSを導入するのではなく、UbuntuやFedoraなどの名前で提供されています。また、無償提供であることが多いため、パワーユーザーの中で利用されたり、学校等でも試験的な導入が行われたりしています。パソコンOSのシャアは約1%です。
 

◆Solaris
 http://jp.sun.com/practice/software/solaris/
 
 サンマイクロシステムズ社が提供するOSです。正確にはSun OSと呼ばれるOSにいくつかのソフトを組み合わせたものです。昔はワークステーションと呼ばれる専用機に搭載されていたのですが、現在は一般のパソコンでも動くOpenSolarisを提供しています。日本語変換ソフトで有名なジャストシステム社のATOKやリコー社のフォントを搭載し使いやすいものになっています。専用機で培った安定度も非常に高く、一部の方に絶大になる人気があります。

◆超漢字
 http://www.chokanji.com/
 
 パーソナルメディア株式会社が販売するOSです。日本で開発されたTRONをベースにしており、事実上すべての漢字を利用できる環境を提供しています。旧字体、新字体の区別はもちろんのこと、韓国漢字や中国簡体字など様々な漢字を扱うことができます。現在のバージョンである超漢字Vは仮想OSとして使えるのでWindows のアプリケーションとして使用することができるようになっています。

◆Google_Chrome_OS
 http://googlejapan.blogspot.com/2009/07/google-chrome-os.html
 
 Linuxをベースにして開発中のOSです。ネット検索で有名なGoogleを中心に開発していると言う点で注目が集まっています。2010年に公開予定なのでまだ実態はわかりません。

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