写真編集(その3)

 前回は写真編集の中で一番多く使われるだろうサイズ変更について2つの手法をお話ししました。

 リサイズ(写真全体の画素数を増減させる)
 トリミング(写真の一部分を切り抜く)

 サイズ変更ができるだけでWebやエクセルなどでの操作はずいぶん楽になります。特に画像つきエクセルファイルがメールの添付ファイルで送れるようになったとかWebの表示が早くなったなどの速度的な変化が初心者には大きいようです。

 次に行う写真編集は画像形式の変換です。デジタルカメラ写真で撮影した場合はほぼ間違いなくJPEG形式で保存されていると思いますが、古いCDから出てきた画像やいただいたものによっては違う形式のものがあります。エクセルであれば、大抵の形式は取り込めるのですがWebではブラウザ(閲覧ソフト)が表示できる画像形式は限定されています。そこで、閲覧できる形式に変換するのが画像形式の変換なのです。

 以前(G024 画像データの種類)といったテーマでご説明しましたが簡単によく使われている画像形式を紹介します。種類は下記の5種類です。

1.JPEG[じぇいぺぐ](拡張子は.jpg)
 デジタルカメラの標準保存形式であり、現在もっとも普及している形式です。

2.GIF[じふ](拡張子は.gif)
 256色表示と制限がありますが、透過GIF(背景を透明にできる)やアニメーションGIF(動きのある画像をつくれる)機能があります。

3.BMP[びっとまっぷ](拡張子は.bmp)
 Windowsの標準画像形式。ファイルサイズが大きいのが難点。

4.TIFF[てぃふ](拡張子は.tif)
 FAXの画像形式で電子納品でのCADデータに添付する画像の標準形式です。これもファイルサイズが大きいです。

5.PNG[ぴんぐ]
 インターネット上で使われる目的で開発された画像形式でJPEGとGIFの利点を集めた形式です。

 そのうちJPEG、GIF、PNGがインターネットエクスプローラーやファイヤーフォックス等のWebブラウザで閲覧することができます。

 つまり、BMP形式であれば、JPEG形式に変換しないとWebで閲覧できませんし、JPEG形式でもTIFF形式に変換しないとCADデータの電子納品に添付画像として使えないことになります。

 初心者にはどきどきするようなことを話しましたが、変換方法は至って簡単です。上記5つの画像形式はすべてWindows の標準画像ソフトであるペイントで読み書きできます。つまり新しいソフトを準備することはありません。ただし、ダブルクリックだけでは読み込むソフトがペイントにならない可能性が高いです。そこでソフトを起動してからファイルを読み込む方法で変換を行います。具体的には下記の手順になります。

・[スタート]?[アクセサリ]?[ペイント]でペイントを起動します。(意外とこの場所を知らない人が多いです)
・メニュー[ファイル]?[開く]を選んで、目的のファイルを開いてください。
・[ファイル]?[名前を付けて保存]を選んでからダイアログボックスの下にある[ファイルの種類]のリストから保存したい形式を選べば完了です。

 残念ながら、世の中の画像形式は何十種類もあります。そのため本格的な変換は専用ソフトが必要になります。先週紹介した閲覧ソフトはほとんどすべて変換機能をもっていますので、どうしてもうまくいかなかった場合はそれらのソフトで試してみてください。

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