写真(画像)関連ソフト(その2)

 前回に引き続き、写真(画像)関連ソフトを紹介します。今回は閲覧系ソフトを中心に紹介します。

 閲覧系ソフトの特徴はその閲覧のしやすさと閲覧した状態から編集画面への容易な移行にあります。多くの写真から目的の写真を見つけ、そこに加工を加えることで、当初目的を達成するという点で初心者には一番向いているものだと思います。

◆Vix
 http://www.katch.ne.jp/~k_okada/vixintro/

 開発は2002/7/10で止まっていますが、機能としては申し分なく、動作環境はWindows95?最新のWindows7の64bitまで大丈夫だというすぐれものです。起動すると既存フォルダ内のファイルをサムネイル(小さな画像)付で表示してくれます。おすすめの機能は、トリミングとアルバム作成機能。トリミングはマウスのドラッグで囲った後に1ピクセル単位で範囲も位置もずらせます。決まったサイズで切り抜きたい時や位置をピクセル単位で調整したい時に最適です。アルバム機能は写真をアルバムのように印刷やHTML化できる機能で工事写真の簡易提出などに使えます。

◆IrfanView
 http://www.irfanview.net/

 オーストリアの方が作った画像閲覧ソフトです。こちらは開発も継続中で日本語対応可能です。こちらも画像閲覧だけでなく、サイズ変更やトリミングはもちろんのこと、複数ファイルの一括変換も可能です。透過GIFと呼ばれる一部を透明化した画像ファイル(Webサイトでのロゴなどで使用)も簡単にできます。多機能なので使いこなせばとても便利です。

◆XnView
 http://www.xnview.com/

 とてもたくさんの画像形式に対応している閲覧ソフトです。その種類は実に400種類以上といわれています。VixやIrfanViewで閲覧できなかった画像形式でも見れることがあるので、画像形式がわからないファイルがあれば、これで閲覧してみることをおすすめします。

◆Susie for Win32
 http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/

 プラグインを追加することでたくさんの画像形式に対応している閲覧ソフトです。このプラグイン形式は他の閲覧ソフトにも利用されているために、このソフトは使っていないがプラグインは使っているといったケースも少なくありません。実験室の中にあるベータ版を使えば、Windows7でも動きます。

◆PhotoStagePro
 http://sufirico.orz.ne.jp/software.html

 デジタル一眼レフカメラをお持ちでない方はあまりご存知ないと思いますが、デジタルカメラは写真撮影後特定の加工をしてJPEGファイル作成します。その前の段階がRAWデータと呼ばれるもので、この形式のファイルを閲覧できるのがこのソフトです。Exif一覧やマルチスクリーン(複数画像の同時表示)など便利な機能もついています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする