Microsoft Power Automate(旧Microsoft Flow)

今回はMicrosoftのタスク自動化ツールであるMicrosoft Power Automateについての関連サイトを紹介します。

Power Automateは2019年11月に発表されたサービスです。新しいように感じるかもしれませんが、元はMicrosoft Flowと呼ばれるサービスでこれに新たに機能を追加したのでサービス名が変わったということです。

実は、前々回のPower BI、前回のPower Appsと合わせてPower Platformと呼ばれています。データの収集から解析、予測までをローコーディング(少ない記述)で実現できる環境を提供するというもので、Officeを使い慣れた人により高度で業務に特化したアプリをできるだ容易にできる仕組みです。

Power Automateに話を戻すと、元のFlowはWebアプリを連携させるサービスでした。具体的にはメールの添付ファイルをオンラインストレージに保存するとか、天気予報サービスの内容をメールに毎日転送するなどといったサービスの組合せを自動的に行う仕組みです。

今回はこれにRPA的に機能が追加されました。UI Flowと呼ばれる機能で、先ほどのように最初から連携を提供できるサービスだけでなくデスクトップアプリ、Web上の予約サービスなどキーボード操作が必要なものでも自動化する仕組みが加わりました。

3月6日現在ではまだプレビュー版なので、これからという感じですがいろいろな連携の幅が広がりそうです。(ただし、有償になりそう)まずはWebアプリ連携から触ってみてください。

◆Microsoft Power Automate
https://flow.microsoft.com/ja-jp/

マイクロソフトの公式サイトです。ここからサービスを利用します。概要がかかれているだけですが、ページの下のほうにあるテンプレートの内容を見るとどんなことができるかイメージしやすいと思います。

◆Power Automate のランディングページ
https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-automate/

公式な解説ページです。機能紹介や簡単な作成例も見ることができます。画面コピーが英語なのでちょっととっつきにくいですが、解説は日本語です。UI Flowの概要も紹介されています。

◆はじめての Microsoft Flow
https://www.youtube.com/watch?v=cxGYAe_jcOs

Flowのときの紹介ビデオです。UI Flowの紹介はありませんが、Flowの機能紹介は丁寧でわかりやすいです。初心者向けというほどではないですが一見の価値ありです。

◆「Power Automate」とは?
https://www.keyman.or.jp/kn/articles/2001/06/news007.html

Power Platformの概要からPower Appsとの関係も踏まえた紹介を掲載してあります。AI Builderの紹介もあり、全体像をつかみたい方にはおすすめです。

◆マイクロソフトのRPA「Power Automate」をわかりやすく解説
https://www.sbbit.jp/article/cont1/37614

ビジネス+ITでのPower Automateの紹介記事です。実際の利用例も掲載されているので具体的なイメージがつかみやすいかもしれません。

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