Automation Anywhere

今回は、RPAツールのAutomation Anywhereを紹介します。

Automation Anywhereとは

ツール名と同じ、米国のAutomation Anywhere社が提供しています。無料で利用できるのは、Community Edition で機能は限定されていますが、250人未満の中小企業でも利用できます。この辺りはUiPathと似ています。日本法人もあるので、本格利用の際も安心です。

また、独学できる公式のトレーニングサイトがあるのも、いいですね。認定試験まであるのはなかなか本格的だと思います。ただし、全部日本語で学べるわけではなく、英語が多いので、その点は少し残念です。この辺りはUiPathに比べると日本語の情報が少ないので強化してもらえるとありがたいです。

特徴はWebブラウザベースでのツールであることです。そのためにいろいろな環境で操作の自動化が出来ます。もちろん、普通のパソコンに導入されているエクセルも操作できます。

操作方法は他のRPAツールと同様、フローチャートに自分の行いたい作業を取り込んで、設定をしていきます。クラウドサービスとの連携が得意なので、そちらを中心に利用したい方は向いていると思います。

もちろん、他のRPAツール同様、プログラミングの基礎スキルがないとうまく使えないのは言うまでもありません。スクリーンレコーダーを使って、操作を記録したのちに内容を一つずつ見ながら、修正していくのが一番確実かもしれません。

私もあまり触っていないので、UiPath等他のRPAツールとどのような機能差があるかはわかりませんが、ユーザー登録をすれば、インストールなしですぐに使える点やどこからでも作業の続きができる点はいいのではないかと思います。(まさにサービス名通り)

ご興味のある方は、ぜひチャレンジしてください。

◆Automation Anywhere
https://www.automationanywhere.com/jp

公式サイトです。製品メニューのところに簡単な概要が書かれています。Community Editionを導入してみたい方は、リソースメニューをクリックすると右端に導入のためのリンクがついています。

◆Automation Anywhere – Japan
https://www.youtube.com/channel/UCskvD3HvVZ9KifHZxAvUCmA

YouTubeの公式チャンネルです。少し古いですが、全部日本語なので、概要を知りたいとか、動きが見たい方はこちらのほうがお勧めです。

◆RPAトレーニングと認定
https://university.automationanywhere.com/jp/

無料の公式トレーニングサイトです。トップページは日本語ですが、内容は英語が多そうです。翻訳ツールを使ってみるとそれなりに使えると思います。

◆【Automation Anywhere】初心者でも独習OK!
https://qiita.com/IQ_Bocchi/items/8d28f12256037b5f9058

Automation Anywhereの初心者向けのリンク集です。流れに沿って見ながら、習得すると基本的なことができるようになると思います。上手にまとめられているので大変助かりました。

◆Automation Anywhere|技術ブログ|C&S ENGINEER VOICE
https://licensecounter.jp/engineer-voice/blog/brand/automation-anywhere/

SB C&S株式会社の技術者ブログのAutomation Anywhereのカテゴリーページです。内容も豊富でいろいろなことが勉強できます。最初のほうで入門的な内容もあります。

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