今回はガントチャートいわゆる工程表の作成ツールを紹介します。
ガントチャートとは第1次世界大戦時に考案したガントさんの図というのが元の意味です。
縦軸に作業項目を書き、横軸に日付を書いて、作業期間を横棒で表しているものです。建設業界では月間工程表や作業予定表などでおなじみの図だと思います。
工事現場で最初に目にする専門的な図表でその仕組みに感心した記憶があります。公共工事では提出が義務付けられている場合もあり、多くの現場監督が作成経験があると思います。また、進捗状況を把握するためのイナズマ線や実績の横棒を引く二重線を毎週引くような担当をされた経験がある方もいるのではないでしょうか?
多くの現場ではたぶん、エクセルを使った工程表を作られていると思います。横棒はセルを細くして塗りつぶすか、オブジェクトを使って、線を書くかが多いでしょう。
今回はこのガントチャートを複数人で共有できるWebサービスを紹介します。事務所に戻らずに現場で確認なんてことが簡単にでき便利ですよ。
◆Brabio!
http://brabio.jp/
ガントチャート専用サービスです。5人までならずっと無料なのが魅力です。期間はドラッグで指定、作業項目(タスク)の入替も簡単で、ツールボックスによる機能も便利です。しかもエクセルに出力できるのでバックアップも安心です。
◆みんなでガント.com
http://minna-de-gantt.com/
ガントチャート専用サービスです。個人使用の場合30日以上更新しないと削除されますが基本機能は無料で使えます。商用利用の場合は60日間まで無料で使用できます。直感的に使えるのがいいです。
◆gantter
http://gantter.com/
ガントチャート専用サービスです。特徴はGoogleドライブを使うことで共有できるということです。サイトは英語ですが、登録が終われば日本語で使えるようになります。無料です。
◆GANTTplanner
https://www.ganttplanner.com/
ガントチャート専用サービスです。以前は無料もありましたが、今は1カ月間無料でその後有料になります。Googleカレンダーと連動して、Googleカレンダーの予定をガントチャートに表示します。
◆jooto
https://www.jooto.com/
こちらはプロジェクト管理ツールでガントチャート機能がついているものです。有償機能なので1か月のお試しで使ってみてください。通常はかんばん型(付箋のようなものを並べる)で管理をするタイプです。容量制限はありますが、基本機能は無料です。