公式サイト構築(再構築)(その6)

前回に引き続き、自社の公式サイト構築に関するお話をします。今回はいよいよ自社の公式サイトを構築するための準備として現状確認についてお話しします。

1.自社の特徴(魅力)を棚卸する

(1) もの・こと(商品・サービス)の特徴

まずは、工事種別や工事内容といったサービス内容にどんな特徴があるかです。単に施工会社であれば、どのような地域にどのような施工実績を残したかがスタートになりますが、建材店から発展している工務店系だと販売部門があり、販売商品の魅力もあれば、大量仕入れによる仕入価格を強みに工事価格が競争力をもっている場合もあります。

自社のサービス一覧もしくは組織図、会社案内をもとに1つずつ内容を精査しましょう。

サービス地域も地元密着型から専門性が高いための隣県、さらには全国対応まで対応できるものもあります。販売商品に独自のものがあれば、当然、その商品の魅力も重要です。工法に特徴があればこちらもわかるようにしたほうがいいでしょう。

また、地域の特産品(木材、瓦等)を利用した内容も意外と表現できていない公式サイトが多く見られます。もったいないのでぜひ項目に加えてください。

(2) ばしょ(会社)の特徴

創業何年、いつからどのサービスが始まったなどの会社の歴史といった内容から受賞履歴や地域連携などの社会貢献などを棚卸していきます。

建設業で特に公共工事が主体の場合、災害防止への協力や緊急時の対応、環境美化活動といったところで社会貢献をしていることが少なくありません。また、受賞履歴も単に工事成績によるものだけでなく、地域貢献による表彰とも社長室や応接室にかざっているだけでは寂しいですのでこの際項目に加えましょう。

歴史の中にも特徴や魅力がある場合も少なくありません。複数の企業が吸収合併したり、逆に分社化したりともしかしたら失敗事業を黒歴史と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのチャレンジ精神が魅力になることもあります。掲載するかどうかはおいといて、ある程度詳細なところまで書き出してみましょう。

(3) ひと(社員)の特徴

建設業の社員は資格集団であることが多いです。もちろん、資格が不要な作業もありますが、他業種に比べると保有している資格数は確実に多いと思います。危険度が高く、操作に高い技能が必要な背景があるのでやむを得ないのですが、そこも一つの魅力としてとらえて表現することは大切です。

公共工事では経営審査事項で特に重要な資格に対する評価が行われているので、社内での資格に対する意識が高いのですが、民間工事主体の企業では意外と少ないことがあります。サイト構築を機に一度見直してみることをお勧めします。

もちろん、個人で表彰を受けられている方(各種技能大会での成績や社会貢献等)もいると思います。これも会社の特徴(魅力)と捉えて、簡単なインタビューなどした文章と一緒にまとめておきましょう。

(4) ひと(顧客)の特徴

最後に顧客です。発注者が有名な大手企業の場合、それだけで一定の品質をもっているのだと判断されることが多いです。1次下請でなくても、大きな工事に関わっている場合も同様に厳しい管理基準(品質、費用、工期、安全、環境)をクリアしていると考える閲覧者は少なくありません。

もちろん、個人名は出せないにしても、特定地域でどのような物件を何件ぐらい取り扱っているかというのも特徴です。地域実績が○○件というのは宣伝文句としても有効だと思います。

自社の施工実績を振り返り、簡単にまとめてみましょう。

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