今回もインターネットでの検索方法についていろいろお話ししていきます。
前回はYahoo!Japanでの検索窓と条件指定の使い方をお話ししました。今回は、Googleです。
2.Google
少し前の調査結果では、Yahooは文系の方がGoogleは理系の方が好んで使っているとの話がありました。そのせいかはわかりませんが、Googleには機能が多くあり、簡単には使いこなせない感があります。今回はそのうちの基本的な部分をご紹介します。
まずは基本の検索窓での検索です。Yahooと違い、シンプルな画面でとても多機能には見えませんが、いろいろなことがこの窓を通してできます。
私がよく使うのは電卓機能です。検索窓に数式を入れると計算してくれます。検索途中でちょっと計算したくなった時に電卓アプリを使うよりタブを別にして、検索窓に入力するだけで結果が出てきます。もちろん、その際に結果の下に電卓が表示され、続けて計算を行うこともできます。ちなみに入力する数式がcos(x)といった関数の場合は計算結果ではなくグラフが出てきます。
計算とは少しずれますが単位変換もできます。「1町 平方メートル=」とか「1マイル m=」といった入力で換算します。
次によく使うのが郵便番号から住所、住所から郵便番号を探す機能です。郵便番号がわかっている場合、「000-0000」と直接番号を打ち込むだけで住所が表示されます。地図のリンクもあるので、そのまま地図上で詳細を確認することもできます。逆に住所からの場合は「郵便番号 住所」と郵便番号と書いてから探したい住所を打ち込むと郵便番号を表示してくれます。郵送はしたいけど住所しかわからないといったときに重宝しています。
これはあまり使っていませんが、「天気 地名」で今日の天気が表示されます。あと、「○○から△△」といった感じで出発地と目的地を入力するとその時刻での乗換案内が表示されます。宅配便の追跡番号を表示すると追跡画面へのリンクが出ますし、チーム名を入れると試合結果が出ます。なかなか便利ですよ。
さて、Yahooと同じように詳細検索もできます。ただし、場所が少しわかりづらいです。右上にある歯車のマークをクリックするとその中にある検索オプションが詳細検索です。ファイル形式や言語、地域等の絞り込みができます。このあたりはYahoo!とほぼ同じでもう少し細かくできるといった感じです。
検索結果を表示した状態で少し絞り込みたい場合は、検索窓のすぐ下にある検索ツールというところをクリックすると言語や期間、完全一致等が指定できます。IT関連だと日本語と期間を絞り込むだけでずいぶん探しやすくなります。(本当は英語のほうがいい情報があるかもしれませんが・・・)
検索後にショッピングや画像、ニュース、動画、書籍、地図等に条件を絞って探すことも可能です。検索窓のすぐ下にあるリンクをクリックすればOKです。
あとは画像検索はキーワードで画像が探せるだけでなく、画像そのものでも画像が探せます。右上の画像をクリックすると出てくるGoogle画像検索の検索窓の右にあるカメラのアイコンをクリックすると画像をアップロードするかネットの画像リンクを指定することができます。
検索するとその画像が使われているページと類似画像も表示されます。かなりの精度で類似画像が見つかる場合とそうでない場合もあります。とはいえ、ページからキーワードを拾い出せるので名前がわからない動物や人物を画像から探すときに重宝します。
少し変わった検索方法をご紹介しましたが、覚えると結構便利でよく使うようになります。日ごろの検索にもう一つ加えてみてください。