インターネット検索術(その4)

 今回もインターネットでの検索方法についていろいろお話ししていきます。

 前回は検索窓での条件指定を紹介しました。今回はキーワード入力のポイントをお話しします。

 インターネットにおける情報は日々爆発的に増えています。しかし、その中で自分がほしいと思う情報は意外と限られており、なかなかその情報にたどり着けていないのが実情です。

 では、自分のほしい情報にたどり着くにはどうすればいいでしょうか?前回までお話しした検索機能を駆使することも一つの方法です。ただ、一番有効なのはキーワードをうまく組み合わせることで表示するページを絞り込むことです。よくある例をいくつか紹介します。

(1) 用語検索・・・サジェスト機能
 サジェスト機能とは、検索窓で文字入力をすると、よく検索されているキーワードの組合せやキーワードそのものを予測、表示してくれる機能です。最近はネガティブワードが多いので適切な表示がでないこともありますが、参考にはなると思います。

(2) 用語検索・・・「とは」
 用語検索の有名テクニックはキーワードに「とは」をつけることです。多くの用語説明はいきない解説を書くことはなく、キーワード名にとはをつけて始まります。そこを検索エンジンに探してもらうという方法です。「について」でも用語説明ほどではなくてもヒントになるような文章を見つけることができます。

(3) 用語検索・・・類似語
 用語検索の3つ目は類似語です。類似語をイメージしにくい場合は、インターネット上にある類似語辞典でキーワードを入力することで見つけることができます。

(4) 用語検索・・・長音記号の省略、追加
 コンピュータ、カレンダのように最後に長音をつけるような文字はそれを省略することで別の検索結果が表示されることがあります。追加する場合と両方行ってみることをお勧めします。

(5) 用語検索・・・漢字、カタカナ、ひらがな
 キーワードを漢字、カタカナ、ひらがなで入力しなおすことで検索順位がかわり、目的ページを見つけることができる場合があります。漢字とカタカナといった組み合わせで絞り込める場合もありますのでお試しください。

(6) 場所検索
 場所検索は住所で入力するのはもちろんですが、郵便番号や市外局番等でも絞り込むことができます。場所が不明瞭な場合は地図にしてからわかる範囲の住所で検索してもいいかもしれません。

(7) 製品検索
 製品名だけでなく、製品番号を組み合わせると確実な場合が多いです。製品の使用感を知りたければ、製品名をブログ検索で探すか製品名+「使用」とか「感想」等を組み合わせる等で見つけることができます。もちろん、購入サイトのレビューも含めて、肯定的な話が多いので鵜呑みにしないように注意してください。

(8) 価格検索
 キーワードに「価格」、「値段」を組み合わせることで検索できます。ただし、価格比較サイトが上位に表示されますので、それ以外でも探したい場合は、「格安」「激安」「お値打ち」等と組み合わせてみてください。

(9) 施設・組織検索
 キーワードに「公式」や「オフィシャル」をつけることで実際の施設・組織が運営しているサイトを見つけることができます。逆にいうとこれがないものだと非公式な場合があるので要注意です。

 上記の方法は、検索する側だけでなく、検索される側つまり掲載する側もこれを知っておくことで知りたい人にいち早く情報を伝えるためにどのようなキーワードをつけるべきかを意識することができます。上手に使ってみましょう。

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