今回もWindows10でよく相談を受ける話や特徴を紹介します。
さて、今回はいくつか新しく加わった機能ついてお話しします。最初に既にアップデートは済んでいると思いますが、Windows10のバージョンが1511になっているはずです。
確認方法は[スタートボタン]-[設定]-[システム]で左メニューの一番下にあるバージョン情報をクリックするとバージョンが1511と出てきます。今までは10.0と表現していただけにちょっと違和感を感じますが、15年11月にアップデートしたからです。ちなみに最初のバージョンは1507です。(2015年7月リリースのため)
出た当初は不具合があったため、アップデートを敬遠された方もいると思いますが、今は不具合が解消されたものが出ているためにとりあえずあげても大丈夫だと思います。今後新規インストールやWindows7等からのアップグレードをされる方もこのバージョンから始まることになりますのでご注意ください。
(5) Costana
音声認識アシスタント機能です。Ver.1511から日本語も利用できるようになりました。コルタナと呼びます。アップルの「Siri」やグーグル音声検索のようなものです。技術や背景は微妙に違いますが初心者からすると似たような感じだと思います。
認識は発音や声の大きさ、周りの環境で影響を受けますが、スマホで使い慣れている方であれば使えるかもしれません。ただ、マイクが必要なためにデスクトップ型パソコンを使っている方にはちょっと縁遠いです。
(6) Windows Hello
生体認証の機能です。よくある指紋認証だけでなく、顔認証や目の虹彩認証も使えます。セキュリティ強化はもちろん、パスワード入力が苦痛に感じている人にはいいと思います。ただし、こちらもKinnectや指紋認証リーダーなどの機器が別途必要になります。一部のノートパソコンには顔認証のできるカメラが内蔵されていますのでそちらをお持ちの方はぜひ試してみてください。一卵性双生児の方でもお互いのアカウントには入れなかった結果もあるのでかなり精度は高いようです。
(7) Microsoft Print to PDF
PDFへの印刷が標準機能としてつきました。以前からエクセルやワードなどOfficeソフトで、印刷ではなく特別なファイルを保存するような形でPDFを作成することができましたが、これはソフトに依存することなくできます。機能は少ないので専用ソフトにはまだまだかないませんが、気軽にできるようになったのはうれしいですね。
(8) Windows スポットライト
ロック画面と呼ばれるしばらくパソコンを操作しないときにでる画面に表示される写真がマイクロソフトが自動で選んだきたものになる機能です。インターネット上から取り込んできており、ロック画面をクリックすると気に入りましたかと聞かれてその写真を表示しないことできます。当初はHomeのみでしたが、今は全エディションで利用できます。
(9) Xbosアプリ
業務ではあまり関係ありませんが、マイクロソフトが販売しているゲーム機Xbox Oneとの連動ができるアプリが利用できます。同じ会社だからできる連携機能ですが、他のゲーム機でも利用できるようになるといいのにと思うのは私だけでしょうか。