前回に続き、コードの作成についてお話します。
前回はコード設計の続きをお話ししした。今回は、設計に対する補足事項についてお話します。
有意コードの決め方
前々回のコード設計では有意コードの決め方のよくある例として英語の頭文字という話をしました。とはいえ、複数の分類を英語の頭文字にすると同じ頭文字になることも少なくありません。
そのために、あえて日本語の日本語のローマ字表記の頭文字を使う場合もあります。こちらのほうが意外とかぶりにくいようです。もちろん、絶対ではないので、状況によっては英語、日本語の混在型でもやむを得ないと思います。
なお、2文字目までいれるとだいぶ種類を増やせます。英語やローマ字の2文字目でもいいですし、複数の単語になりそうであれば、その頭文字をつなげるのもお勧めです。また、色なら2桁、3桁であらわす方法を紹介したサイトがあります。
それでも難しいときは略語サイトや行政機関、世界機関での表記を参考にするといいアイデアを見つけることができます。
記号の利用について
記号は区切り文字や可読性向上に役立ちますが、何でも使えるわけではありません。もともと対象となるバーコード体系によっては使える記号が限られていることもあります。
また、システム側で特別な意味を持つ記号があるのでそれを利用しないようにしてください。/はフォルダ区切り、&は文字結合や進数の頭文字といったことや,.は区切り文字で利用されているなど、自分の使うシステムに抵触しないかチェックしましょう。
無難に済ませるならハイフン(-)かアンダーバー(_)ぐらいがいいと思います。
関連コードとの関係性
関連コードの際に重複の留意点を話しましたが、逆に複数のコードを組合せる方法もあります。例えば、資材コードに業界標準はあるが、サイズや色分けがしたいときに、枝番を加えることで種類を増やす方法があります。
管理上、親コードの細分化したい場合も枝番は有効です、また、コードにリビジョン(改訂)状況を付けたいときにも元のコードに枝番をつけるといいです。数字がわかりやすいですが、桁数をあまり増やしたくない場合で10以上のリビジョンが出そうなときは9の次をA,B,Cといった形で16進法のようにアルファベットで表すと最大36までリビジョンが管理できます。(0-9+A-Z)
桁数を増やしてよければ、親コードに子コードを組み合わせたコードを足すことで部品コードとしてあらわすこともできます。一目で何の親コードに所属するかがわかるのがいいですよね。
コードの組合せは製品と部品だけでなく、商品と製品、自社と他社といったことにも使えます。ただし、コードとの関係性がわかる対応表を必ず作るようにしてください。システムであればマスタ内でこの対応表があると管理が楽になると思います。
特に旧コードから新コードに変換した場合は旧コードをシステムの項目かもしくは備考にでも記載することで過去データの参照時に役立つことがあります。
コードの読みやすさ
プログラミングでの変数名や関数名をつける際の可読性をあげるための命名規則がいくつかあります。
途中の文字を大文字にするキャメルケースや単語の先頭を大文字にするパスカルケースなどです。この中でアンダーバーでつなぐスネークケースかハイフンでつなぐケバブケースをよく使います。
これであれば全部大文字でもわかりやすいです。欠点としては桁数が増えることなので、コードとしてはハイフンやアンダーバーはなしで表記だけつけるといった方法をお勧めしています。