今回は、前回紹介したIP電話アプリの流れで無料通話アプリを紹介します。
無料通話アプリは前回紹介したIP電話アプリと異なり、基本的に一般的な電話に掛けることができないということです。また、同様に他のアプリにもかけることができません。同じアプリ内での通話に限られます。
ただし、その分機能は充実しています。テキストチャット(文章による会話)やグループ通話などもできるアプリがあります。(アプリによってはテキストチャットが先の場合もありますが・・・)
社内通話や現場と事務所の通話など相手や場所が固定されているのであればビジネス通話の十分な選択肢になると思います。
◆LINE
http://line.naver.jp/ja/
音声通話だけでなく、ビデオ通話までできる日本では一番認知度の高いアプリです。パソコンでも使えるので、事務所ではパソコン版で外出先ではスマートフォン版とつなげるのも便利です。グループでのテキストチャットは秀逸。グループメールもできます。
◆カカオトーク
http://www.kakao.co.jp/
YahooJapanが支援しているアプリです。最大の特徴は5人同時のグループ通話ができることです。パソコン版もありますので、事務所での利用にも便利です。
◆comm
https://ssl.co-mm.com/pc/
モバゲーで有名なDeNAが提供するアプリです。パソコン版もあります。通話品質はいいですが、事業縮小になっているのでサービス継続が少し心配です。
◆Viber
http://www.viber.com/
比較的古くからあるアプリで通話品質がいいとの評判です。認知度が少し低いですが、利用者はそれなりにいるようです。
◆OnSay
http://www.onsay.me/
少し変わり種のアプリで、twitterやfacebookの友人同士で使うことを主体としたものです。特にtwitterは相手の連絡先がわからなくてもtwitterでつながっていて、このアプリをお互いが使っていれば連絡が取れます。
◆FaceTime
http://www.apple.com/jp/ios/facetime/
機種依存を覚悟のうえならば、iPhone,iPad,Macでビデオ通話ができるアプリです。標準で導入されているので設定さえすればすぐに使えるのもいいですね。利用対象者がApple社機器を所有しているのであれば選択肢に入れてもいいと思います。