今回からインターネットでの検索方法についていろいろお話ししていきます。
パソコンはもちろん、スマホからでもちょっと知りたいことをネットで検索することは当たり前になりました。以前ならJIS規格の内容を知りたければちょっと大きめの図書館にいって、JISの本を探してみていたのですが、今はネットで内容も確認することができます。
知りたい用語はもちろんですが、少し体系的な情報でも大学や専門機関が提供するサイトからかなりのことがわかります。とても便利なのですが、なかなか目的のページにたどり着けないとのお話しもよく聞きます。
実はただ単語を入れるだけでなく、ちょっとした操作をすることで目的のページに近づきやすくなる方法があります。今回はまず代表的な検索エンジンの検索方法からお話しします。
1.Yahoo!Japan
知らない方はいないと思うポータル(玄関)サイトの代表格。初心者のパソコンでネット環境を設定したら、ほぼ99%の人がこのサイトを一番最初に見れるようにしてほしいと希望されるページです。つまり、多くの方はこのサイトからページ検索をしているのではないでしょうか。
検索の基本はトップページの上段にあるテキストボックスに知りたい単語や情報のキーワードを入力して右横にある検索ボタンを押すだけです。これで見つかればラッキーですが、大量の検索結果が出てどれを見ていいのかわからないというのが検索初心者の常套句です。
そこで最初にお勧めするのが検索窓(テキストボックス)の上にあるリンクです。
例えば、5Sといった管理用語を検索したいときに5Sと打ち込んで単純に検索するとウェブ(ページ)が検索されます。そこをあえて画像というところをクリックすると様々なイラストで描かれた5Sを見つけることができます。その中で気に入ったイラストをクリックすると画像が拡大されます。その下に小さく画像を掲載しているサイトのURLがリンク表示されているのでそれをクリックしてください。目的のページにたどり着きます。
なぜあえて画像検索するかというと言葉だけよりイラストが入っているページのほうがわかりやすいことが多いので、画像検索でわかりやすそうなページを探すほうが初心者にはお勧めなのです。
辞書のように調べたければ、検索窓の上にある辞書で調べるとネット上にある辞書の用語表示をしてくれます。また、質問のような内容であれば、知恵袋をクリックすると過去に類似の質問をした方の質問とその回答が見れます。内容によっては知恵ノートと呼ばれる親切な方のそのテーマに関するメモを見ることもおすすめします。(ただし、今回の5SはiPhone5Sがいっぱい出てくるので整理整頓清掃といった日本語で検索してください)
ニュースやレシピといった特定分野であれば、一番右端にある一覧の中にありますのでそれを選んでください。
さて出てきた結果をさらに絞り込みたいときはどうすればいいでしょう。単純に言語(日本語のみ)とか、時期(3か月以内)とかであれば、検索結果ページの検索窓のすぐ下にある絞り込みツールを使ってください。最近話題の単語なら時期を絞り込むだけでもだいぶ目的ページに近くなると思います。
もう少し詳細に絞り込みたい場合は検索ボタンのさらに右横にある条件指定をクリックするとキーワードをいくつか組合せて含む含まないといった細かい設定ができます。ただし、初心者には少し難しいのでこのページのおススメはファイル形式です。
たとえば、調べたいことが少し文章できちんと書かれているものを探したいのであれば、ファイル形式をPDFにすると読み物になっているものを絞り込むことができます。記入したい表を探しているのであれば、エクセルやワードを選びましょう。これができることを知っていると新しい管理表づくりとかにはとても便利です。
ドメインをgo.jpに絞り込むと政府機関になります。国の制度などを調べるときに役立ちます。検索機能を使いこなすだけでかなり絞り込めると思います。いろいろやってみてください。