Googleカレンダー(その6)

前回に引き続き、Googleカレンダーについて紹介します。今回はGoogleカレンダーアプリでの機能についてです。

Googleカレンダーはブラウザでのサービスから始まっていますが、最近はスマートフォンアプリに新機能がつき、それがブラウザサービスでも利用できるようになっているという動きがあります。

まずは、リマインダーです。これは以前紹介した予定の通知機能ではなく、ToDoリストつまりやることの一覧を作成する機能です。

さらにややこしいのが以前からToDoリスト(いわゆるGoogleタスク)はあったのですが、これは通知機能がありませんでした。今回のリマインダーという機能はToDoリストに通知機能がついたものです。従来のリマインダーと呼ばれているものはカレンダーの通知機能と理解してほうがいいようです。

さて、この機能はGoogleのメモアプリGoogle Keepから始まり、メールアプリInboxで使えるようになり、カレンダーアプリ、ブラウザへと展開してきました。

同じアカウントであれば、どのサービスからでも入力してカレンダーに表示できるようになっています。

別の言い方をすれば日時を入れるものであれば、つまり、メモアプリで書いても、メールをみてメールアプリから書いても、カレンダーに表示されます。もちろん、カレンダーからでも追加は可能です。さすがGoogleといった感じですね。

この機能をブラウザで使うときは初期設定が必要です。以前からGoogleカレンダーを使っている方は、たぶん、ToDoリストいわゆるGoogleタスクが標準で表示されています。リマインダーを使うのであれば、左の真ん中ぐらいにあるマイカレンダーの中のToDoリストの▼をクリックして、リマインダーに切り替えるを選択してください。これで表示されるようになります。

注意してほしいのはカレンダーでのリマインダーは期限指定が必須ですが、ToDoリスト(Googleタスク)は指定なしでも入力可能です。ブラウザで期限なしを使いたければGoogleタスクを使うか、アプリならGoogle Keepを利用するしかないようです。

もう一つはゴール設定機能です。こちらは週に3回走るとかスキルアップの勉強を朝早起きして行う、1週間の予定を立てるといったToDoでも通常の予定とも違うが時間がとって習慣的にやりたいこと、日課を設定する機能です。

この機能のすごいところは、スケジュールの空いているところに予定を入れてくれることです。さらにその日課と時間が重複するスケジュールを後から入力すると自動的にその重複する日課の予定をずらしてくれます。

また、当日はできなかった場合、後でをクリックすることで予定をずらしてくれます。ただし、後ろに他の予定がつまっていると消えることもあるようなので、変更日がわかっているのであれば日付修正をしたほうがよさそうです。

このゴール機能、つい最近iPhoneのヘルスケアアプリやAndroidのGoogle Fitと連携できるようになりました。これらのアプリはスマホをもったまま歩いたり走ったりするとGPS・時計機能を使って、その速度や距離を自動計測するものです。連携ができるとその記録を拾って、日課を達成したかどうか自動的に判断してくれるというものです。

ヘルスケア側はスマホをもっていない状態で行った運動も追加することができるので、忘れた時も安心です。とはいえ、その時は手動で日課を完了したと設定すればいいのですが・・・。

将来、学習アプリやネットサービス等と連動できるようになるとそのあたりも自動的に達成判断をしてもらえるかもしれません。

仕事に個人にいろいろな使い方ができるGoogleカレンダーを使って、毎日を充実させましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする