前回に引き続き、マイクロソフトオフィス製品のデータベースソフトのACCESS(アクセス)の関連サイト紹介です。今回もマクロです。
アクセスのマクロは対象データベース単体で使うこともありますが、エクセルやワードとの組み合わせが真価を発揮すると思います。具体的には、アクセスデータを特定の条件で抽出したクエリーをエクセル側に出力し、エクセルの得意な計算や集計を行ったり、エクセルやワードのひな型に差込データとしてアクセスからデータを転送したりする際にVBAで行うことで、ミスなく転送することができます。
逆にエクセルデータを取り込むようなときにもVBAを利用してファイル指定だけで必要なふるい分けと取り込みを行ってくれる仕組みを実現します。
こうすることで相手がアクセスをもっていなくてもデータのやり取りが可能になり、転記ミスなく管理ができます。もちろん、エクセルのひな型側のしっかり作っておかないと取り込み時にエラーがでることが多くなります。
データベースはやはり縁の下の力持ち的な使い方が一番似合っているような気がします。
◆moug Access VBAテクニック
http://www.moug.net/tech/acvba/
Microsoft Office Users Group(略称moug:モーグ)のアクセスVBAのサイトです。よく使いそうなVBAのサンプルがわかりやすく分類されており、タイトル一通り見るだけでもVBAで何ができるかよくわかります。
◆My Knowledge Base:Access VBA
http://billyboy.blog81.fc2.com/blog-category-11.html
アクセスVBAのサンプルプログラムが掲載されているブログです。数は少ないですが、データの入出力関連のプログラムを中心に実用的なものが紹介されており、参考になります。
◆Access Study | Vol.16 AccessVBA徹底入門
http://www.tsware.jp/study/indexv16.htm
バージョンは2007ですが、基礎的なところから丁寧な説明があり見やすいです。
◆ACCESSとVBAとシステム開発
http://accessvba.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301898751-1
VBAのTips(ちょっとしたコツ)が掲載されています。初心者向けではありませんが説明は丁寧でわかりやすいです。
◆Access VBA FQA
http://softcell-japan.com/FQA_VBA.html
こちらは定数一覧やエラーメッセージ一覧など開発時にあると便利な資料が提供されているページです。お気に入りに入れておいて見ると重宝します。