インターネット検索術(その6)

 今回もインターネットでの検索方法についていろいろお話ししていきます。

 前回は検索後の操作についてお話ししました。今回はブラウザの機能を利用した検索を中心にお話しします。

(1) ページ内検索

 検索した結果見つかったページを開いたときにとても長い文章が書かれており、どこに自分の知りたい単語があるかわからないことがあります。

 そんなときに利用するのがページ内検索です。メニューバーを出している方なら[編集]-[このページの検索]を選んでもらうとページ検索用のバーが出てきます。メニューバーがあるなしに関わらず、ショートカットキーのCtrl+Fでも同じものが出てきます。覚えることができるならばこのショートカットーキーを覚えてください。エクセルやワードでの検索機能にも使えるのでおすすめします。

 あとはページ検索用のバーにあるテキストボックスに探したい文字を入力し、エンターキーをおすだけです。そのページに含まれている文字を蛍光色で目立つようにしたり、全部で何個あるかを表示したりしてくれます。また、前へと次へのボタンクリックで、ページ内の移動も簡単にできます。ただし、複数単語ではできないと思いますのでスペース等を文字内にいれないよう注意してください。

(2) アドレスバーでの検索

 たぶん、インターネットエクスプローラー9以降だと思いますがアドレスバーと検索バー(検索エンジンを使った検索ができる)が一体化(ワンボックスと呼ばれていました)しています。

 意外とこのことを知らずにわざわざYahoo!Japanのトップページを開いてから検索している方もいるようですが、便利なのでぜひ覚えてください。

 では、この検索の際に使われる検索プロバイダー(検索する際に使われるサービス)はどれでしょうか?実際に検索してみれば、検索結果ぺーじの上にプロバイダーであるサービス名がでますのですぐにわかります。Windowsの初期設定のままであれば、マイクロソフトの検索プロバイダーであるBingが設定されています。

 もちろん、これは変更可能です。インターネットエクスプローラー11を例に説明すると右上の歯車マークをクリックして、でできたメニューの中からアドオンの管理をクリックします。下にある追加のツールバーと拡張機能を検索をクリックするとギャラリーのページが表示されるので、真ん中あたりにあるアドオンをクリックします。次にその中にあるYahooやGoogleなど自分が導入したい検索プロバイダーを選んでクリックします。次のページにあるInternetExplorerに追加をクリックすると追加用のダイアログボックスが出てきます。この際に今までのプロバイダーではないものを既定にしたい場合はチェックボックスにチェックを入れてから追加してください。これで新しいプロバイダーで検索できるようになります。

 複数のプロバイダーを導入して切り替えたい場合は、アドレスバーの▼をクリックして、一番下にある検索プロバイダーのアイコンから切り替えたいものを選んでから検索すればOKです。ブラウザを閉じるまでそのまま使えます。

(3) ページ内のドラッグによる単語検索

 Webページを見ていると調べたい単語が出てくることがありますよね。普通ならば、新しいタブを開いたのちにアドレスバーに単語を入力して検索結果を探すと思います。しかし、もう少し簡単な方法があります。

 それは調べたい単語をドラッグで範囲指定したのちにそのうえで右クリックするとすべてのアクセラレータから検索したいプロバイダーを選んでください。新しいタブを開いて検索結果を表示してくれます。

(4) ツールバー

 Yahoo!やGoogle、Bingは検索用に専用のツールバーを用意しています。これらを導入することで簡単にいろいろな検索をどの画面でもできるようになります。

 導入方法は各サービス名にツールバー(例:Googleツールバー)とつけた名前で検索すると導入サイトが見つかりますので、説明に従って導入してください。

 検索以外にもそれぞれのサイトが提供するサービスに簡単に移動できるなど便利な機能がいろいろついていますので、初心者にはお勧めですが、その分Wepページの表示領域が狭くなるので画面の小さいノートパソコンでは注意してください。

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