パソコンの選び方(2009年版)

 最近、低価格パソコンが急速に普及しています。いわゆるネットブックと呼ばれるパソコンです。結果として通常のパソコンにも低価格化に拍車がかかりました。また、液晶ディスプレイの低価格化や地上デジタル放送の普及でリビングパソコンといわれるテレビ一体型パソコンも増えてきました。選べるものが増えたのはいいのですが、初心者やパソコンが不得手な方にはどれを選んでいいのかわからないですよね。今回は現在のパソコン事情を3つのテーマで紹介したいと思います。

1.パソコンの価格
 4年前に「パソコンの選び方」を紹介した頃には30万円台という選択肢ももあったのですが現在はよっぽどの高機能でない限り、20万円以下で購入できます。また、2次元CADソフトをそれなりに動かす程度であれば10万円前後のパソコンでも十分になりました。表計算やワープロならば、6,7万円のパソコンでも大丈夫
です。企業なら十万円以下に押さえることで消耗品費で処理出来るのでとてもありがたいですね。

 また、ASUSやACERなどOEMメーカーが自社ブランドで低価格パソコンを販売するようになり、選択肢も広がっています。用途をしっかりと決め、ニーズに合った価格のパソコンを買うことをおすすめします。地デジ表示機能など多機能や日本的なデザインを好まれるなら日本のメーカーがいいですが、単機能(同梱ソフトが少ない)でよければ、海外メーカーもいいですよ。昔ほど高価ではなくなったことを理解していただき、IT投資をぜひ見直してみましょう。

2.ネットブック、ネットトップ
 2007年10月に安価で小型のノートパソコンがASUS社から発売されました。その後、いくつかの会社から発売されるようになり、2008年 3月にインテル社よりネットブックと呼ばれるようになりました。定義上は「インターネット利用に特化した低価格のモバイルコンピュータ端末」ということですが、普通のパソコンよりちょっと性能が落ちる程度のものなので、ハードディスクの容量さえ許せば通常のオフィスソフトでも家庭用ソフトでも入れて問題なく動かせます。また、携帯会社が自社のパソコン用携帯端末とのセット販売で初期購入価格を100円としました。(実際は2年間の月賦で払う)結果として、初めてのパソコンとして急速に普及しています。

 さらに携帯性はなくなりますが、15インチから17インチの液晶ディスプレイに本体を一体化させたパソコンをネットトップとして販売しています。お子様や年配の方の初めてのパソコンとしてはかなり魅力のあるものだと思います。低消費電力で静音性が高いため、ディスプレイがなく本体だけで液晶テレビにつなぐタイプも出ています。このようなリビングで使うパソコンをリビングパソコンと呼んでいます。購入する際に注意してほしいこととしては

 ・画面が小さいために文字も小さい。キーボードも小さめ。
  (ネットトップは問題なし)
 ・性能が低いので、複雑なソフトは反応が遅い。
 ・ハードディスクの容量が少ないのであれもこれも入れれない。

の3点があります。それさえ理解したうえで購入するのであれば、事務所や営業マンのパソコンとして十分価値があると思います。

3.Windows7、Core i
 年末にWindows7と呼ばれる新しいWindows OSが発売されます。既に無料アップグレードのついたパソコンは出回っていますが、初心者にはアップグレードも簡単ではないので、発売まで待つことをお勧めします。Windows7は、7とはついていますが、Windows Vistaの事実上バーションアップ版です。そのため、安定度や反応速度が向上しています。また、XPmodeと呼ばれるWindows XPの互換性を意
識した配慮もなされたバーションも販売さるので、Windows XPを現在使用されているのであれば、7になるまで待たれたほうがよさそうです。

 また、心臓部であるCPUも同様に秋口から来年の春に向けて順次新製品がでます。現在のCore 2シリーズからCore iシリーズに変わっていきます。当然、マザーボードや周辺機器にも影響を受けてきますので、性能を重視する方はこのあたりの動向も考慮していただき、時期が許せば、秋口以降に購入するほうが長く使えそうです。2009年度下期からパソコン環境はソフト面でもハード面でも新たなステージに進む状況になっているということを覚えて置いてください。

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