パソコンの選び方2023(その2)

前回に引き続き、ノートパソコンの選び方を紹介します。前回はパソコン性能のメインの中身となるCPU、メモリ、SSDについて目安となる性能のお話をしました。

今回は、重量やバッテリー容量、キーボード等のノートパソコンの外身の話をします。

ノートパソコンの重量は持ち運び頻度がカギ

まずは重量です。こちらはどれぐらい持ち運ぶ可能性があるかで目安とする重量が変わります。軽量と呼ばれるのが1kg未満のものです。もちろん、iPad(500g未満)のようなタブレットに比べるとだいぶ重たいですが、画面サイズも違いますし、キーボードもついていることも考慮すると1kg未満はびっくりの重量です。

1kg未満の場合、特殊な金属や形状で軽量化を図っているのでお値段が高めです。ほどほどの値段で、軽量なものを選ぶとなると1.3kg以下かもう少しがんばって1.5kgぐらいが一つの目安になると思います。

そんなに持ち運ばないけど、運ぶこともあるというのであれば、1.5kgから2kg以下となります。この範囲が一番種類も多くいろいろ選べるので、あまり重量を意識しないのであればこの辺りを目安にしてください。

ともかく高性能で、それなりに画面が大きいのがよくて持ち運ぶこともあまりないという方なら2kg以上でもいいと思います。この範囲は画面サイズも15.6インチ以上でキーボードもテンキーは必ず付きます。最重量級は4kg以上ありますが、ゲーム用で使われているのでこれまたお値段が高いです。

バッテリー容量は電力量より駆動時間で見る

次にバッテリー容量です。これは重量が重いものほどバッテリー容量が多いわけではないので注意してください。特に同じぐらいの重量なのに、バッテリー容量の差が倍ぐらいあるといった場合もあります。特にゲーム用といわれるような専用のビデオカードが内蔵されているものは据置型に近い感じでバッテリー容量が少ないこともあります。

バッテリー容量は従来なら、●●mWh といった形で電力量で示すことがあったのですが、画面サイズやCPU性能によって、容量が多くても長い時間動くとは限らないことが多くなり、組合せによって判断しづらいことから最近はバッテリー動作時間いわゆる駆動時間と呼ばれる時間で表示されていることが多いです。

この駆動時間の測定は、JEITA(電子情報技術産業協会)で決められた測定方法「JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0」で測定していることが多いので、これを目安にしてください。ただし、実際の駆動時間はだいたい半分だと思ってほうが間違いないです。

というのはこの測定条件がそれほど明るくない条件で無線通信が不安定でない環境でBluetooth等をオフにしているなど条件としては日ごろ使っている状態より軽めの条件だからです。10時間ぐらいバッテリーだけで使うのであれば、測定結果は20時間以上のものを選んでおくと安心です。

とはいえ、同一条件で測定しているので、だいたい同じ仕様の別メーカーのパソコンで比べて、どちらが駆動時間が長いかを比較するにはとてもわかりやすいので助かります。自分がバッテリー駆動で利用したい時間の倍ぐらいを目安に確認しましょう。

キーボードの選ぶポイント

次はキーボードです。これはまず、テンキー(数字専用)がついているかどうかです。軽量パソコンは、ほとんどついていないことが多いので、数字入力が多いかたは少し重量が増えてもテンキーつきを選ぶ方がいいです。たまに入力するときにだけテンキーあると助かるのだがという人は、外付けのテンキーを購入すれば必要に応じて持ち運びできます。

あと、注意したほうがいいのが、キーピッチとレイアウトです。キーピッチとはキーとキーとの距離をいいます。デスクトップで一般的な距離は19mmなので、これだけあると快適ですがノートパソコンは17mmぐらいまで狭くしてあることが多いです。手の小さな方なら問題ないですが、大きい方だと打ちづらいです。また、レイアウトで注意したいのが矢印キーと改行キーの配置です。意外といろいろなパターンがあります。

どちらもカタログや公式サイトである程度は確認できますが、同型の見本が家電量販店やパソコンショップにあれば一度触ってみることをお勧めします。おまけでいうとキーの押し深さ(キーストローク)や押し心地もだいぶ差があるので、これも触るとよくわかると思います。

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