施工管理アプリ・サービス(その5)

今回も、施工管理ソフト・サービスについて、お話します。

前回は、写真管理を中心にお話しました。今回は、利用する前に準備することを少しお話をします。

準備1:機能・サービスのイメージをつかむ

以前お話したように、どんなことができるかイメージできない方は無料サービスや体験版をご利用して、まずはイメージをつかむことが大切です。

サービスによっては、動画で機能や内容を説明しているので、ざっくりと知りたい方はそれを見るといいですが、やはり体感しないとピンとこないという方は無料サービスや体験版がお勧めです。

準備2:やりたいことを洗い出し、優先順位を決める

次にできることを把握したら、何をやるかを検討しましょう。やりたいことを洗い出していきます。この際には費用対効果を意識すると経営者も利用者も納得しやすいです。作業時間は少ないが覚えることが多く手間がかかるとか、そのために無駄な移動時間があるとか、関係者が多い作業、毎日の作業といった人数や頻度が多い作業が狙い目です。

注意すべきことは、慣れないうちに、あれやこれやと手を出すと大抵の場合失敗します。失敗してもやり直せばいいのですが、次の失敗を恐れて(もしくは嫌がって)利用しなくなります。そのために洗い出した作業について優先順位をつけておくことが大切になります。

基幹システムの開発は、全体最適を意識しながら、細部にわたり検討することが大切ですが、アプリやサービス利用の場合は、一番困っていることや費用対効果もしくは改善の印象が大きいところを皮切りに少しずつ広げていくスモールスタートをお勧めします。

準備3:スモールスタートでステップアップの計画策定

「スモールスタートで始めたら、使いたい機能がそのサービスになかったんだけど」という場合もあると思います。しかし、そのアプリやサービスが継続的に続いているものであれば、バージョンアップで機能追加されることもありますし、世の中の変化に対応できず、サービスが終了する場合もあります。

未来永劫、このアプリ・サービスを使い続けるんだとは思わずに5年ぐらいを目安に乗換や利用機能の見直しをすることをお勧めします。そのために必要な機能として、データのインポート、エクスポート(入出力)ができることですが安価なサービスは意外とこの機能がついていないので、注意してください。

最後に上記で決めた優先順位をもとに少しずつ広げる導入・利用計画を策定してください。導入に力を入れることは普通ですが、利用し続けるための計画も大切です。

◆テラ施工管理
https://sekoukanri.terra-dx.co.jp/

建設現場向けのサービスです。完全無料でできるというのがありがたいです。トーク、日報、出面管理、報告書作成と基本的な機能はあるので、現場で困ることは少ないと思います。

◆現場ポケット
https://gempo.info/

塗料メーカーが開発した建築工事向けのサービスです。現場向けなので、トークやアルバム、日報、報告書と絞った機能になっています。年額固定で人数も現場も無制限なのはとてもいいです。

◆建て役者
https://tateyakusha.jp/

建築・リフォーム業界に特化したサービスです。顧客・商談管理から工程、発注、原価、アフターフォローまで全体を管理できます。カスタマイズもできるのがありがたいですね。

◆現場一番
https://genbaichiban.com/

元大工の方が考えた建築現場管理のサービスです。工程表・図面共有、チャットといった機能はもちろん、駐車場共有、入退場、現場ライブ配信、作業完了報告と便利な機能が多くあります。

◆サクミル
https://sakumiru.jp/

建設業管理・事務・現場作業のサービスです。顧客管理から案件管理、ファイル共有、作業日報、見積・請求、原価管理と現場向けも内業向けもあり、経営レポートといった管理向け機能もあります。

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