検索サイトはどこをご利用ですか?多くの方は、Yahoo!ではないでしょうか。このYahoo!と同様注目をあびているサイトにGoogle(ぐーぐる)があります。以前取り上げたときは、検索サイトとして簡単な紹介で終わりましたが、今回は背景も含めて詳しくお話します。
1998年9月にスタンフォード大学博士課程の二人の学生だったラリー ペイジ(Larry Page)氏と サーゲイ ブリン(Sergey Brin)氏により設立された、比較的新しい検索サイトです。検索エンジンとして発表当時から注目され、Yahoo!や他のサイトの検索エンジンとして採 用されるようになりました。一般語ではないですが、検索することを「ググる」というほど、検索エンジンとしては代表格です。
イメージ検索(画像を探す機能)も提供し、しばらくは検索エンジンとして注目を
浴 びていましたが、2004年ごろからニュース、デスクトップ検索、メール機能、マップ機能と、次々に新しい機能を提供して総合検索サイトとしての動きが活 発化してきました。特にここのマップ機能は、Ajaxを使った画期的な機能として全世界の注目を浴び、他のサイトも追随するようになりまし た。現在も電子図書館の機能を提供するGoogle Printなど、新たな機能提供を行っています。
今回は、みなさんがよく使われるであろう機能をいくつか紹介したいと思います。
◆Googleメインページ
http://www.google.co.jp/
ここから検索して結果を見られる方が大半だと思いますが、ここは入り口に過ぎません。代表とされる機能はイメージ、ニュース、マップとなっていますが、実はmoreの中に真のページがあるのです。
また、http://www.google.co.jp/intl/ja/help/features.htmlに検索機能についての説明があります が、Google検索を最大限利用するには一読をおすすめします。荷物検索や会社情報、電卓機能などびっくりする機能がついていることがわかります。
◆Googleイメージ検索
http://www.google.co.jp/imghp?hl=ja&tab=wi&q=
ここは、ウェブ上にある画像を探すコーナーです。画像についているタグ(名札)を元に独自インデックスを作成しているようです。
現場での説明資料や施工要領書の挿絵など、画像を使いたいときに大活躍。これだけでもGoogleを使う価値ありです。
◆Googleニュース
http://news.google.co.jp/news?ned=jp&rec=0
ニュースサイトはいろいろありますが、よくまとめられています。ベータ版(未完成)となっていますが、機能としてはまったく問題ありません。
◆Googleマップ
http://news.google.co.jp/maps
全世界に衝撃を与えた地図サイトです。何がびっくりなのかというと、地図に切れ目がないのです。それも世界全体が切れ目がない。細かい地図情報は都市部し かない場合もありますが、世界がつながっているというのを実感できるのはすばらしいです。従来の地図サイトでは、表示したい場所をずらしながら見ることは 困難でしたが、このサイトでは、一枚の大きな地図をみるような感覚で閲覧できます。また、右上のサテライトというボタンをクリックすると、その地図と同縮尺の人工衛星からの写真がみられます。情報は古いことが多いのですが、地図と衛星写真が一体化しているのも私には衝撃でした。これ以外にも、たと えば「表参道ケーキ」と入力すると、表参道のケーキショップが地図上に表示されるなど、検索と地図がうまく組み合わさった構成がすばらしいです。ぜひお試しください。
◆Google More
http://www.google.co.jp/intl/ja/options/
Googleの真の実力がわかるコーナーです。私としては、ここがメインページではないかと思うのですが、試験的な箇所もあるのでおまけコーナーとして扱われています。ここには、上で紹介した機能以外の説明やパソコン上で使えるソフトの配布が行われています。
デスクトップ検索ソフトや写真閲覧ソフト、ツールバーなど、さすがと思うソフトがあります。お時間があるときにおためしください。