引き続き、オンラインストレージサービスについて紹介していきます。今回はiCloud Driveです。
iCloudとは
iCloudはご存じの方も多いとは思いますが、iPhone,iPad,Macを作っているアップル社のクラウドサービスです。個人利用ではGoogleドライブに次ぐ人気があります。というより、前回紹介したマイクロソフト社のOneDrive同様、初期設定の段階でアカウント作成すると漏れなくついてくるので、iPhone、iPad、Macユーザーはほぼ自動的にiCloudユーザーということになります。
iCloudの容量
無料は5GBですが、有料50GBで月額130円でバックアップを意識したお値打ち価格があるのも魅力的です。ちなみにGoogleドライブは100GBが250円、OneDriveも100GBが224円が一番下の単位です。200GBはだいたいどれも400円前後なので、スマホやタブレットの容量を意識した戦略的な価格という感じです。
iCloudドライブはこのクラウドサービスの中にあるストレージサービスです。Macの場合は、デスクトップと書類フォルダは初期設定でiCloudドライブに同期をとることになっています。どこでも見れるのはとても便利ですが、無料は5GBなので、OneDriveで注意したときと同様、容量を増やすか、必要なものだけフォルダにおくか、同期するフォルダを制限するか設定する必要があります。便利なので、可能であれば、50GBの契約をするのがお勧めです。
ブラウザで見る方法、Windowsでの利用方法
iCloud.comにログインしたのち、最初だけ2段階認証をすれば、ファイルを見ることができます。2段階認証とは、iPhoneで設定したApple IDの場合、iPhoneに6桁の番号が表示されるので、それを入力する仕組みです。IDとパスワードだけがわかってもスマホをもっていないと入れない仕組みになっています。
また、Windows用のアプリもあるので、iPhoneとデータのやり取りをWindowsパソコンで行いたい場合はこちらをインストールすると便利になります。当然、ファイルに制限はないので、いろんなものを入れることができますし、ファイル共有・フォルダ共有もできます。
Macユーザー、iPhone/iPadユーザーにはメリットが大きいですが、Windows主体だと他のストレージサービスとの比較が悩ましいところです。とはいえ、つかないのはもったいないので、iPhoneユーザーなら、ぜひお試しください。
◆iCloud – Apple
https://www.apple.com/jp/icloud/
iCloudの公式サイトです。ドライブだけでなく、全般的な機能の紹介が掲載されています。iCloudドライブの紹介はページの真ん中あたりに簡単に記載されています。
◆iCloud Drive を設定する
https://support.apple.com/ja-jp/HT204025
iCloudドライブを利用するための初期設定が書かれています。「始める前に」に書かれているように、Windowsの場合は専用ソフトをダウンロードして、インストールする必要があります。
◆iCloud Driveを使いこなそう!
https://media.mobile.rakuten.co.jp/contents/articles/2021/00036/
楽天モバイルのiCloudドライブ紹介記事です。基本機能の説明と設定方法が書かれています。画面コピーがあるので、こちらの方が公式サイトより見やすいです。
◆iCloud Driveの使い方】スマホ・PCでの基本操作を解説!
https://apptopi.jp/2021/03/05/icloud-drive/
スマホでの便利機能など女子の求めるスマホ情報を提供するAPPTOPIのiCloud Drive紹介ページです。機能紹介やファイルの保存、削除、共有方法について画面コピーもついてわかりやすく説明してあります。7ページあるので、最初のページの上にあるContentsの横の[OPEN]をクリックして、見たいページに飛んでください。
◆【iCloud Drive】フォルダの管理方法!移動・削除・共有まで
https://apptopi.jp/2021/05/25/icloud-folder/
上記と同じ、APPTOPIのiCloud Driveのフォルダに関しての説明ページです。作成・削除・移動はもちろんですが、ファイル復元まで記載されているのは助かります。こちらも5ページあるので、最初のページの上にあるContentsの横の[OPEN]をクリックして、見たいページに飛んでください。