クラウドファンディング(その3)

今回もクラウドファンディングについて紹介します。

前回までに「購入型」「寄付型」「投資型」といったクラウドファンディングの種類やそのメリット、デメリットは概要ですが把握できたと思います。

じゃあ、具体的にどのようなことをしたらいいのかということを一番人気の購入型をもとに少しお話します。基本的に購入型はオンラインショッピングに似ています。支援側つまり購入したい人は購入したい商品、サービスを見つけたら、そのクラウドファンディングサイトで申込み、決済して成立すれば、送付されます。しかし、一般のオンラインショッピングと違って、購入依頼、即配達ではなく、プロジェクトの成立・不成立がありますし、配達までの期間も長いので注意してください。この辺りは実際に応募してみることで感覚がわかると思います。起案側になる場合も練習として応募はお勧めです。

起案側つまり出店側は手数料や内容を確認して選んだサービスに登録したのち、プロジェクトを登録、その後、審査を得て、発信となります。あまり荒唐無稽な内容であれば、審査に通りませんので、目標や内容をきちんとまとめてから申請しましょう。

とはいえ、掲載したら、確実に買ってもらえるわけでもありません。不成立の場合は返金されるので、1円も得ることないまま、手数料を支払って終わりというケースもあるのです。

ハードルは高そうですが、商品に魅力があるもの、特にあまり世の中に見当たらない少しニッチなモノや先進的なモノは成功しやすいです。もちろん、説明が丁寧に書かれていることやできれば動画等で使用感がわかるような情報が提供されていることは必須ですし、購入しやすいようなセット商品や値引き設定も重要です。専門用語もきちんとわかりやすく解説してください。この辺りは一般のネットショップと同じですよね。

ただし、一般のショッピングモールと違い、新しいモノ、珍しいモノが好きな方が見てることが多いので、商品力が高いモノは注目されやすいです。あと、ネットショップとの違いは、より起案者の方の人物像が重要になってきます。この人を応援したいとか、この人なら信頼できるといったこともポイントになります。何か自身のあるモノ・サービスがあれば、ぜひチャレンジしてください。

◆初心者向けクラウドファンディングの基本的なやり方をご紹介
https://jfc-guide.com/basic-knowledge/5003/

創業融資ガイドのサイトが提供するクラウドファンディングの始め方です。起案者側としての全体的な流れが書かれています。今回の私の記載にも近い内容です。支援者側の流れも記載してあります。

◆クラウドファンディングとは
https://readyfor.jp/crowdfunding/

クラウドファンディングサイトのREADYFORの概要ページです。ファンディングの概要や実行者(出店側)の流れやメリット・デメリット、支援者(購入側)の流れのメリット・デメリットがコンパクトに書かれています。

◆クラウドファンディング(CAMPFIRE)の支援手順をゼロから解説。
https://doredore.okinawa/crowdfunding/how-to-entry

キッチンカーを運営されている方のブログの1ページです。クラウドファンディングサービスのCAMFIREを例に実際の画面も紹介しながらわかりやすく解説してあります。

◆【初心者向け】クラウドファンディング やり方と成功法!
https://hashimoton.net/crowdfunding-story

起案側の最初から終了までにやるべきことをわかりやすく説明してあります。動画もあるので、お時間がある方は見るとよりわかりやすいと思います。掲載されている方の支援したプロジェクトの成功率も開示してくださっているのはありがたいです。

◆クラウドファンディングの始め方を公開!CAMPFIRE着火の手順まとめ
https://liginc.co.jp/web/service/84283

Web制作会社のLIGのブログページです。CAMPFIREでの起案の流れを投稿用資料の画像付きで掲載してあります。どんなことを考えて始めたらいいのかがよくわかります。

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