メモアプリ・サービス(その2)

前回に引き続き、個人知識を収集、情報共有するためのメモアプリ・サービスを紹介します。

メモアプリは簡単に書けるのがとても便利です。機能を絞っていることもあり、古いスマホでもサクサク軽快に動いたり、起動時間が短いので、思いついたときにすぐ入力できます。

メモの音声入力

また、会議中とか人前だとちょっと恥ずかしいかもしれませんが、公園や散歩中、就寝前といったときに思いついたアイデアやToDoを音声入力でメモすることもできるので、「あの時思いついたの何だっけ」と後悔することが減ります。

アイデアメモの書き方

なお、アイデアのようなちょっとした文章を一つのメモに書くときは、時系列で下に追記していくより、メモの1行目にタイトルを入れておいたら、その直後に追記するパターン(上への追記)がスクロールせずに、早く入力できるのでお勧めです。

また、メモにはタイトルをつけておくとそれを一覧の際に表示してくれるかファイル名として登録してくれるアプリもあるので、最初に分類を意識したタイトルをつけるのもいいと思います。

タイトルは最初は「アイデア」といった感じでざっくりとつけておいて、内容が増えてきたら、IT関連とか業務関連とか分けていくといいです。ただし、情報共有をすることが前提の場合は全社共通と部署単位といったフォルダ分けや業務基準、業務手順、業務分掌、HowToといった感じである程度テンプレート的な分類を用意するといいです。

メモ内の区切り方

メモ自体の書き方ですが、一つのメモに複数の内容が記載されている場合は、小見出しを入れて、区切りがわかるようにしたほうがいいです。区切りといても線ではなくて、●■◆▼といった記号を小見出しの前につけて、上下を空白行にするだけでも見やすいと思います。

情報共有を本格的にしたいとき、入力は楽に見栄えはよくしたいということがあります。アプリによってできないこともありますがマークダウン記法という方法で見出しや箇条書き、引用や水平線を簡単な文字の組合せで入力できます。ちょっと覚えなくてはいけないので、ぜひというわけではないですが、覚えておくとどこかで役に立つと思います。

自分もしくは仲間内だけの略語

逆に個人でのメモであれば、自分だけがわかる略語を多用するのもありです。入力文字数は減りますし、ちょっとした暗号になって他の人に見られても気づかれにくいです。会社名をイニシャル化してみたり、専門用語を略語で記載したりとすると意外と便利なのでお試しください。

前回はサービス会社が大手のメモアプリを中心に紹介しましたが、今回はそれ以外のものを紹介します。

◆Stock
https://www.stock-app.info/

すぐに簡単に使えるノート単位でのメモとタスク管理機能やメッセージ機能もあり、5名までで無料で利用できます。メモ共有プラスアルファを期待したい人にはいいかもしれません。

◆Zoho Notebook
https://www.zoho.com/jp/notebook/

いろいろなWebサービスを提供しているZohoのメモ共有サービスです。アプリのあります。付箋のような形でテキスト、音声、画像を取込、重ね合わせることで一つのノートにすることができます。

◆lino
https://ja.linoit.com/

メモというより、付箋共有サービスというものです。キャンパスの中に付箋を貼っていきます。アプリもあるのですが、Webで利用したほうが見やすいかもしれません。

◆Simple note
https://simplenote.com/

公式サイトが英語でちょっととっつきにくいですが、テキスト入力を中心にしたい方のアプリです。マークダウン形式をサポートしているのも特徴です。ブログ記事の下書きに使う方が多いようです。

◆Slite
https://slite.com/

こちらも英語ページですが、海外で人気のあるナレッジ共有サービスです。チャンネルからページを作り、共有できます。ページ内目次も作ってくれるのはいいですね。

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