ここ数年、ハードディスクの値段が急速に下がってきました。動画やCAD図面、3DCGなどファイルサイズの大きなものが増えて、ユーザーが大容量のハードディスクを求めているためでしょう。また、ネットの普及に伴い、ファイル共有も増えてきました。2年半ほど前(H032 オンラインデータストレージサービス)で紹介したサービス以外にも、魅力的なサービスが増えてきましたので、改めて紹介します。
◆Windows Live SkyDrive
http://skydrive.live.com/
マイクロソフトが提供するオンラインストレージサービスです。保存容量は25GB。よほどのことがない限り、不足することはなさそうです。ファイル共有においても、閲覧・書き込み制限などが比較的簡単に出来ますので、遠隔地同士での共有にも最適です。
◆quanp
http://www.quanp.com/
リコーが2008年 5月から正式に提供を開始したサービスです。保存容量1GBまでが無料。クライアントソフト「quanp.on」を導入すると、ドラッグ&ドロップができます。視覚的におもしろい効果が用意され、また、add-inソフトを導入するとエクセルやワードなど直接読み書きできる仕組みもあります。ただし、有料にしないとファイル共有ができない点が残念です。
◆ kashikinko.jp
http://kashikinko.jp/
容量が50MBと小さいですが、ドラッグ&ドロップでファイルのアップロード・ダウンロードができます。ファイル共有も可能です。簡単にちょっとしたファイル共有をしてみたい人におすすめ。
◆マイキャビ
http://www.nifty.com/cabinet/
プロバイダーの@niftyが提供するサービスです。無料なのは20MBまでですが、ここのおすすめはネットワークドライブ機能。ネットワーク上のドライブを、自分のパソコンの一部に設定できるので、初心者には便利です。
◆WebFile
http://www.webfile.jp/
キーポイント社が提供するオンラインストレージサービス。ファイル共有も出来ますが、無料は100MBまでです。どちらかというと一時保管向き。