AppSheet(その2)

今回も、前回に引き続きローコード、ノーコード開発ツールのGoogleのサービスになったAppSheetについて紹介していきます。

AppSheetの日本語化

前回もお話ししましたが、まだ、このサービスは日本語化されていません。サービスメニューや説明ももちろん英語ですが、データを取り込んだ後の自動生成されるアプリのボタン等も英語になります。これを機に英語を勉強するというのも一つの手ですが、アプリ側は、ほかの社員が使うところなので、何とかしたいところです。

ほかのローコード、ノーコード開発サービスもアプリのメニューは英語かアイコンといったものもありますが、ボタンなど日本語にできるところは日本語化しています。AppSheetはこのあたりも英語なので、作った後も利用しづらい(慣れれば問題ないですが・・・)という話も聞きます。

前回より、少し触ってみて、日本語化できるところはしておくと便利なことがわかったので、今回は日本語化するにあたってのテクニックを集めてみました。このような作業をローカライズといいます。

アプリの名前、ボタンなどのパーツの名称など少し手間はかかりますが、かなりの部分を日本語化することができます。また、サービスそのものの説明は翻訳アドイン等で日本語化できますので、かなり使いやすくできるのではないでしょうか。

また、いきなり自分のアプリを日本語化するのではなく、サンプルアプリを少しずつ編集して日本語化の練習をするのもいいかもしれません。

とはいえ、どのような日本語名にするのか悩むところもあると思います。その点は今回紹介するサイトで丁寧に解説していますので参考にしていただければ幸いです。

日本語化以外にも前回紹介できていないサイトも紹介します。

◆これで解決!AppSheet の英語UIを日本語化する方法
https://www.yoshidumi.co.jp/collaboration-lab/google_appsheet_column07

Googleのサービス支援、アプリ開発を行っている吉積情報株式会社の活用コラムの1ページです。データ、個別パーツ、汎用パーツでそれぞれ日本語化するための手順が画面コピー付きで丁寧に説明されています。このサイトはほかにもたくさんのAppSheetに関する紹介をしていますので、時間があれば、他のページも見てください。

◆AppSheetユーザーズガイド|Localize(ローカライズ:言語設定)
https://step-up-appli.com/appsheet/localize

AppSheetの開発を行っているStep up AppliのAppSheetの使い方の1ページです。汎用パーツの名称について、日本語訳の例を全部載せています。キャンセルやリセットのように無理に日本語にせずわかるものはそのままにしているのもいいです。こちらのサイトもほかにも使い方の説明が多く掲載されているので、見てください。

◆Google Appsheet(アップシート)の使い方の超基本
https://econoshift.com/ja/appsheet-basics/

コンサルティング業econoshift社のAppSheet紹介ページです。ほかのサイトと違い、Googleスプレッドシートから作る例を動画と文面で紹介しています。簡単なアプリの作成を通して、どんな作り方をすればいいかよくわかります。Googleスプレッドシートになれている方ならこちらの作り方の方がいいかもしれませんね。

◆AppSheetで爆速ノーコードアプリ開発
https://note.com/tomonocode

カカト@ノーコード開発推しさんのAppSheet紹介ページです。「検温履歴管理アプリ」を作成しながら、操作方法について丁寧に説明をしています。9回にわたっているので結構ボリュームがありますが、分かりやすくていいです。

◆【AppSheetで在庫管理】ノーコードで食料在庫管理アプリを作る
https://www.asmallcastle.com/2021/01/appsheet.html

ひまなうさぎさんのブログページです。リンク先はAppSheetで在庫管理アプリを作るための最初のページですが、ページの下の方にその25までの各ページのリンクがあります。基本から応用まで幅広く機能紹介をしているので、本格的にいろいろな機能を試してみたい方はぜひお読みください。

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