前回に引き続き、オンラインストレージサービスについて紹介していきます。
OneDriveとは
前回はDropboxを紹介しましたが、今回は法人向けだとトップシェアであり、個人でも3位になるOneDriveを紹介します。
建設業なら多くがWindowsパソコンユーザーだと思いますので、一番最初に目にするのがOneDriveとなります。昔はSkyDriveと呼ばれていましたが、2014年からOneDriveになりました。
2種類のOneDrive
OneDriveは、正確には2種類あります。一つは個人ユーザーが利用するOneDriveです。もう一つがビジネスユーザーが使うOneDrive for Business です。こちらはOneDriveとはいっても、SharePointというドキュメント管理サービスの共有ライブラリを利用したもので、Microsoft Office Grooveから、SharePoint Workspaceと名称を変更したのち、2013年に現在の名称に変わりました。
個人用がバックアップとスマホ等自分が持っている他の端末との情報共有をメインにしているのに対して、ビジネス用は最初から社内での情報共有を意識しています。
そのため、両方のサービスを共存することができます。インストールすると左下のタスクバーにアイコンが表示されますが、白い雲が個人用OneDrive、青い雲がビジネス用OneDrive for Businessです。
Windows10セットアップ(インストール)時の注意
さて、まずはOneDriveからです。2019年7月以降でWindows10をセットアップするとインストール途中でOneDriveにファイルをバックアップするかどうかが聞かれます。よく読まずに[次へ]ボタンを押すとデスクトップ、ドキュメント、写真が保存対象になります。
無料プランは5GBなので、あまり使わない人は問題ありませんが、写真を保存したり、たくさんの業務ファイルを保存すると容量的に厳しくなるので、注意してください。よくわからない場合は後で設定できるので、[このPCにのみファイルを保存する]で設定されないようにしましょう。バックアップが欲しい人はドキュメントだけを保存対象にして、保存ファイルを吟味することをお勧めします。
とはいえ、便利ですから下記リンクを参考に上手に利用したいですね。
OneDrive 紹介サイト
◆無料のクラウドストレージ ファイル共有 OneDrive
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onedrive/online-cloud-storage
OneDriveの公式サイトです。ここからサインインして自分のOneDriveにアクセスすることもできます。機能メニューの各サブメニューから、特徴を概要ですがわかるようになっています。
◆OneDrive 楽しもうOffice
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/homeuse/onedrive-default.aspx
Microsoft365のOneDriveの公式サイトです。個人向けの初心者を意識しているのか画像も多く、わかりやすいです。全体像や簡単な使い方を知りたい方はこちらをどうぞ。
◆OneDrive 使い方解説一覧 | できるネット
https://dekiru.net/category/windows-office/onedrive/
できるネットのOneDriveの解説ページです。少し古い情報もありますが、操作手順を丁寧に解説しているのでわかりやすいです。知りたい機能のページをクリックしてください。
◆OneDriveの使い方を初心者にも分かってもらえるように書いてみた
https://w-seed.com/onedrive/
だぶるしーどさんのOneDrive紹介ページです。OneDriveの機能というより、こんなものなんだよと初心者向けに解説しているページです。特に2ページ目の同期、共有、バックアップの違いは初心者必読です。
◆OneDriveの「使い方」と「各種設定」を説明します
https://bsj-k.com/onedrive-win10/
Jhon-Kさんのブログの1ページです。OneDriveの簡単な紹介から、ご自身のオンラインストレージの使い分け、設定方法など丁寧な説明と画面画像でわかりやすく説明されています。