Salesforce Lightning

今回は、ローコード、ノーコード開発ツールの第2弾として、元祖であるSalesforceについて紹介していきます。

「えっ、Salesforceって顧客管理サービスではないの?」と思われる方も少なくないかもしれません。もちろん、その名前の通り営業力強化を中心としたサービスがスタートですが、様々なクラウドサービスを提供しています。

今でこそ、シェアはAmazon、Microsoft、Googleに大きく引き離されていますが、Salesforceもクラウドサービスとしては10年ぐらい前からサービスを提供しており、老舗の一つです。

また、今回紹介するサービスの総称であるPaaSも2007年に提唱したのがSalesforceであり、元祖といっても過言ではないと思います。

一般的なクラウドでのサービスは以前もお話したように、クラウド上のハードを貸し出すIaaS、特定のソフトを作って提供するSaaSの間に自社で開発できる環境を提供するPaaSがあります。この中の一部にローコードで開発できる環境があるということです。

もちろん、ローコード開発はクラウド型だけでなくソフトをインストールして使うタイプもありますが、開発の維持管理やインターネットとの親和性、可用性(いつでもどこでも使える)ことから、クラウド型が主流です。

比較的早い段階からSalesforceがPaaS環境として提供していたのが、Salesforce Platformです。これ以外にもHerokuというサービスも提供しており、プログラム言語のRuby開発者であるまともとゆきひろ氏が関与していることからHeroic(英雄的な) haiku(俳句)の合成語が名前の由来となっています。

少し脱線するとRubyのWebアプリケーション開発用であるRuby on Railsで開発がスタートしたのがこのHerokuで、今はJavaやPythonなど複数の言語のサポートしていますが、Rubyを知名度をあげた一つのサービスだと思います。

このPaaSの中で、さらにプログラミングを少なくしたローコード開発環境がSalesforceのLightningプラットフォームです。以前は、Force.comと呼ばれていました。2018年に変わりました。

どんなサービスかをわかるサイトを中心に紹介します。

◆Lightning Platform
https://www.salesforce.com/jp/products/platform/lightning/

Salesforceの公式サイトです。日本語ですが、画面等は英語で、デモは登録しないと見れないのがちょっと残念です。

◆セールスフォース・ジャパン
https://www.youtube.com/user/JPsfdc

セールスフォースの日本のYoutubeチャンネルです。日本語での紹介ですので安心です。セールスフォース全体のサービス紹介ですが、Lightningでの開発事例の紹介もしています。とりあえず、概要を知りたい場合は下記リンクを見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=VLJp3Ygegys

◆Salesforce Lightning Platformとは?
https://www.itreview.jp/products/salesforce-lightning-platform/whats

ITreviewのLightning紹介ページです。簡潔ですが、全体像がよくまとまっていて、わかりやすいです。どんなことができるかを概要で知りたい方はこちらをどうぞ。

◆SalesForce
https://blog.dreamhanks.com/salesforce/

システム開発のDreamHanks社のブログのページです。最初の基礎知識のリンク先を見ると背景や詳細がよくわかります。専門用語も多いですが、説明が丁寧なのでわかりやすいと思います。ちょっと開発初心者には難しいかもしれませんが・・・

◆Salesforce Developers Japan
https://www.youtube.com/user/salesforcedevjp/videos

こちらも日本の開発者向けYoutubeチャンネルです。もう少し詳しく内容を見たい人にお勧めします。とりあえず、入門編なら下記のリンクを見てください。
https://www.youtube.com/watch?v=nJt9BiOGZeA

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