Zoom(その3)

今回もWeb会議サービスのZoomについてお話します。

前回、最後のほうに記載したバーチャル背景について、質問が多いので、今回はそのあたりを少しお話します。

バーチャル背景とは、通常写っている自分の後ろの背景を壁紙やその他に置き換える機能です。散らかっている部屋やあまり見せたくない資料がある場合に便利です。

使い方は設定の中にある「背景とフィルター」を選んで、その中にあるバーチャル背景を選ぶと壁紙が選べるので、それを選択するだけです。これのすごいのは体だけを切り抜いて表示してくれるのです。顔や体を動かしても、そこだけ切り抜いたようにできるのはびっくりします。

ただし、注意してほしいのは、パソコンの性能が低いと「コンピューター要求を満たしていません」となり、利用できません。なお、グリーンスクリーン(現実の背景を緑色などのカーテンで覆う)ありにすると性能が多少低くても動くので、壁を100均などで売っているフェルト等で覆いましょう。パソコンの性能が高くても、背景に髪や服と同系色のものがあると表示がおかしくなることがあります。きれいに映したいときは現実の背景をシンプルにしておくことがお
勧めです。

バーチャル背景に使う壁紙は風景やイラスト、きれいなオフィスを利用することが多いです。一度、背景にオフィスを使って、本物と間違われて少し恥ずかしかったことがあります。相手が不快に思わないもののであれば、いろいろな壁紙を使ってみるのもいいですが、最近は他社の人と会議する時に自社名、ロゴ、本人名を記載した壁紙を使う人もいます。(バーチャル背景名刺とかオンライン名刺とか呼ばれています。)

会議ではなくオンライン営業でのデモ等で使うにもお勧めです。画像のサイズは1280×720以上にしてください。なお、「そんなのうまく作れない」という方向けにリンクには作成サービスも紹介しておきます。

背景には動画も利用できます。上記以上にパソコン性能は必要になりますがインパクトもあります。風や波といったあまり、メインの動きを妨げないものが好ましいようです。

◆Zoomユーザー向けに他社が作成したバーチャルバックグラウンド
https://zoom.us/docs/jp-jp/virtual-backgrounds-list.html

Zoom公式サイトが提供する背景のリンク集です。英語サイトなので、ちょっと戸惑うかもしれませんが、画像を選ぶだけなので、適当に興味のある分野をのぞいて見ましょう。

◆おすすめZoom背景30選&かんたん設定方法。
https://goworkship.com/magazine/zoom-background/

フリーランスメディアのWorkshipマガジンが提供するZoom背景の設定方法とお勧め背景のリンク集です。日本のサイトが中心なので安心して選べます。ビジネス向けだけでなく、プライベート向けもあるので、いくつかダウンロードしてもいいと思います。

◆Zoomバーチャル背景,10通りの活用方法、設定方法!
https://www.canva.com/ja_jp/learn/zoom-virtual-background/

Canvaというオンラインで使えるデザインソフトのサイトが提供する背景集です。設定方法や人気の背景テンプレートを紹介しています。既存の背景では満足できず、少し自分で改良してみたい方にはチャレンジしてみてください。

◆Zoomバーチャル背景に使える!おしゃれな無料素材サイト12選
https://zoom-school.info/vertual_background_photos/

背景というよりは壁紙的なものが多いリンク集が掲載されています。お勧めが紹介されているので、迷う方はそのあたりを選べば、いいと思います。

◆Zoom用名刺背景を簡単に作れるオンライン5ツール徹底比較
https://dejimachain.jp/online-businesscard-tool/

テレビ会議用のバーチャル背景名刺無料作成ツールの紹介サイトです。作り方も簡単に記載されています。ツールは作成するをクリックすれば、サンプルが表示され、必要事項を書き換えるだけですぐにできるものが多いので、簡単ですよ。

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