今回はホームページ作成サービスを紹介します。
ホームページ作成サービスといっても、高機能なCMS(コンテンツ管理システム)が設定されたものから、単純なサーバー環境を提供しているものまでさまざまなものがあります。
今回はその中でCMS導入済みのサービスを紹介します。CMSが導入されているメリットはFTPやホームページ制作ソフトなどの準備を全く行わずにホームページ作成が行えるということです。
CMSの管理もすべてサービス側で行われるので不具合が発生しても自分で対応する必要がありません。IT管理者を置けない中小企業では魅力的なサービスです。ただし、容量に制限があったり、任意のファイルを置けなかったり、メールアドレス数が少なかったりとそれなりのデメリットもあります。アドレスは最小限でいいので簡単な維持管理ができるサイトを作りたい方に最適です。
注意事項としては、掲載内容はもちろん自分で作らなくてはいけないということです。すべておまかせというような文言を勘違いして、掲載内容も作ってくれるような錯覚をもっている方もいるようですが、あくまでシステムの維持管理を行ってくれるだけで、掲載内容は自分で更新する必要があるのです。更新する自信のない方は制作会社に相談することをおすすめします。
◆みんなのビジネスオンライン
http://www.minbiz.jp/
最近、注目度NO.1のサービスです。Googleがサービスを提供し、KDDIがパートナーでCMSを後述するJimdoにし、連携団体として(独)中小企業基盤整備機構とITコーディネータ協会というなかなか豪華な体制です。初年度無料で2年目から月額1470円です。とりあえず試してみたい方にはおすすめですが、すこし制約があります。
◆Jimdo
http://jp.jimdo.com/
上記サービスのもとになったサービスです。ドイツ製のCMSを日本語仕様にして提供しています。ドメインにこだわらなければ無料で始めることもできます。プランとしては年額11340(月換算945)円で広告なしになります。
◆すこぶるCMS
http://www.sukoburu-cms.com/
Movable Typeで提供されるCMS内蔵サービスです。月額2980円です。Movale Typeを使ったことがある方には違和感なく利用できます。
◆RCMS
http://www.r-cms.jp/
RCMSと呼ばれる独自のCMSで提供されているサービスです。月額が525円という低価格から始められるのが魅力です。
◆WiX
http://ja.wix.com/
イスラエル製のCMSで提供されているサービスです。日本語仕様になっており、広告付き無料で始めることができます。月額8.25ドルで基本サービスが利用できます。HTML5という最新技術を採用した操作性が魅力です。
◆BASE
https://thebase.in/
無料で始めることのできるネットショップのCMSです。独自ドメインでの設定はできませんが、次期バージョンアップで対応予定とのこと。将来が楽しみなサービスです。