今回はいろいろなWebサービスをつなぐサービスの1つであるIFTTTを紹介します。
2年前にもWebサービスの連携サービスの概要を紹介し、そのうちMicrosoft Power Automateの紹介をちょっと前にしました。今回は、このサービスでは老舗に当たるIFTTTについてお話しします。
IFTTTはIF This Then That、つまり、もしこれならあれをするといった連携を意識させた言葉の略語です。読み方はイフトと呼ぶことが多いです。
内容はインターネット上にある様々なサービスのうち、APIと呼ばれる外部との連携を可能にする機能がついているサービス間をつなぐものです。2010年にスタートしており、もう10年使われているサービスです。
Thisのほうをトリガー、Thatのほうをアクションと呼び、それをつなぐ設定をアプレット(昔はレシピ)と呼びます。実際の利用は既に登録されているアプレットを探して、選び、メールや基本動作の設定を行うだけです。
接続できるサービスは400以上あるそうなのでその組み合わせとなると膨大な数です。やりたいサービスを探すのが大変ですが、まずはご自身でよく使われている有名なサービス、具体的にはGmail,Twitter,facebook等の連携から始めてみるといいと思います。
例えば、FacebookやInstagramでの更新情報をTwitterでつぶやくといった簡単なものから行ってみるといいと思います。ただし、このようなよくある連携は似たようなアプレットがたくさんあるのでそれぞれのあプレとの右下にある利用者数を参考にして多いものを選ぶのが無難です。
もちろん、アプレットを自作することも可能です。上記もそうですが、英語表記なうえに日本語では利用できないサービスも含まれているため全部のサービスを利用できるわけではありません。ご自身が使われているサービスが含まれているアプレットをIFTTTで見つければ、利用はそう難しくないと思います。
◆IFTTT
https://ifttt.com/
IFTTT自身のページです。下のほうに簡単なサービスの説明が記載されていますが、すべて英語なので、他のサイトで概要を把握してから手続きを行ったほうがいいかもしれません。
◆さまざまなサービスが連携できる「IFTTT(イフト)」の使い方
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1711/22/news031.html
私が最初に参考にさせてもらった@ITのページです。サービス利用からレシピの作成まで一通りのことをわかりやすく説明してあります。
◆IFTTT(イフト)とは?異なるプラットフォームを連携する便利 ツールの使い方とアプレット9選
https://ferret-plus.com/7940
こちらも概要から利用方法まで記載されています。すぐに試せそうな9個のアプレットを紹介しているのでもし、どれにするかお悩みの方はこちらを参考にしてください。
◆初心者向けに自動化サービス「IFTTT」の使い方を解説。IFTTT アプリから簡単に使えます!
https://chasuke.com/smarthome-ifttt/
こちらはCHASUKEさんのブログのページです。初心者向けに丁寧な説明が記載されています。例はGoogle HOMEを使ったもので、IFTTTの可能性の広さを感じることができます。
◆IFTTT(イフト)の使い方
https://ifttt-japan.club/
基礎知識からおすすめレシピ集までIFTTTの情報を日本語で掲載しているありがたいサイトです。設定の説明もすべて日本語で、画像付きで説明してありますので、英語が苦手な方はもちろん、もう少し詳しく知りたいなという方にもおすすめのページです。
◆IFTTTを使いこなしたい
http://alttan.hatenablog.com/
公式サイトの英語説明を日本語に訳してくださっているサイトです。レシピを本格的に作ってみたい方には大変助かるページだと思います。