ブラウザ(インターネット閲覧)ソフト(その2)

今回は2008年に紹介したブラウザ(インターネット閲覧)ソフトの最新事情を踏まえた紹介をします。

2008年時点ではGoogle Chromeはでたばっかりで、InternetExplorerもバージョンが8でした。Wiiやスマートフォンなどでようやくいろいろな閲覧ソフトの認知がされ始めた段階です。

2016年はGoogle Chromeは世界では50%以上のシェアとなり、Windows10ではついにInternet Explorerがメインの閲覧ソフトではなくなりました。ゲームやスマートフォン経由でのインターネット閲覧が多くなり、Webサイトもスマートフォンでの閲覧を最初に考えるスマホファーストという言葉も出る時代です。

以前紹介した、Google Chrome、firefox、InternetExplorer、Safari、Opera、Lunascapeは今でもありますが、SafariはWindows版はなくなり、InternetExplorerも開発は終了しました。時代の変化を感じます。

今回紹介するのは新しいWindowsの標準ブラウザや開発用といった少し変わったものを含まれますが、前回の紹介時にはまだ世の中になかったものです。ご興味のある方はお試しください。

◆Pale Moon
http://www.palemoon.org/

2009年に公開されたオランダで開発されているブラウザでfirefoxの軽量版という位置づけになっていますが、描画エンジンはオリジナルのものを使っています。

◆Kinza
https://www.kinza.jp/

2014年に公開された日本で開発されているブラウザです。金座が名称の由来で、ユーザーの声を反映した機能拡張をしています。スーパードラッグやマウスジェスチャーによる操作性の高さもウリです。

◆Microsoft Edge
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/microsoft-edge

2015年に公開されたWindows10だけで動くWindows10専用のブラウザです。公開時は機能が少なく、互換性の問題もあり困ることが多かったのですが、最近はだいぶよくなってきたようです。今後期待したいブラウザです。

◆Vivaldi
https://vivaldi.net/en-US/

2015年に公開された新しいブラウザです。Operaの開発者が機能重視で作ったもので、Chromeの拡張機能が使えるのも魅力です。名前の由来は作曲家のヴィヴァルディから来ています。

◆BLISK
https://blisk.io/

2016年に公開されたブラウザです。単なる閲覧ソフトというよりは開発ソフトのためのブラウザといった感じです。左にパソコン用、右にスマホ用の画面が表示されたり、開発機能も充実するなどサイト開発者にはとても便利です。

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