今回は、前回に引き続き、ローコード、ノーコード開発ツールのとしてのSalesforceについて紹介していきます。
前回もSalesforce本体の説明が不足気味だったので、今回は本体のリンクをつけました。ご興味のある方はそちらをご覧ください。
Salesforceでの開発
基本的にSalesforceは営業力が起点となっていますが、当然、その営業が力を最大限に発揮するためには、様々な業務情報が必要になります。商品の在庫情報や生産が関係するなら生産進捗状況が同じサービス内でわかることが理想です。
私のざっくりしたイメージですが、最初は営業力を見える化するためのカスタマイズツールとして開発機能がついていたものが徐々に業務情報全体の管理ツールとして開発機能が発展していったのではと思います。
実際、リンクにもつけましたが、当初の開発環境であるClassicは営業系情報の加工や比較を重視した内容になっていました。現在、メインとなっているLightningは、業務の限定がない、いろいろできる開発環境といった内容になっています。
実際、私がサンプルで最初に作ったのは在庫管理と生産進捗の簡易な管理ができるもので、こんなものができるのかと驚いたのを覚えています。
当然、スマホやタブレットにも容易に対応できる仕組みになっているので、昔ながらの○○端末専用でいくつも作らなくてはいけないということはありません。タブレットやスマホに専用アプリを入れておけば、簡単に自分の作成したサービスを利用することができます。もちろん、既存機能の拡張や連携もできるます。
Sales CloudとService Cloud
あと、注意してほしいのは、今回紹介しているLightning Platformは、サービスとして、一番安く、この上位にさらに営業情報を中心としたSales Cloudと顧客情報を中心としたService Cloudというサービスもあります。ほかにもありますが、まずは、Lightningで基本的なものを使いこなしてからステップアップするのもいいかなと思い今回のような紹介となっています。
とはいえ、Lightningも十分機能はあり、奥は深いので、使いこなすのは大変だと思います。興味のある方はぜひチャレンジしてください。
◆Salesforce
https://www.salesforce.com/jp/
Salesforceの公式サイトのメインページです。前回紹介をし忘れてました。ページの左上にある製品デモを見るは、動画で日本語による機能紹介をしているので、概要を知りたい場合はこちらがお勧めです。
◆Salesforceの開発入門
https://www.fenet.jp/salesforce/column/%E6%8A%80%E8%A1%93/138/
Salesforceの概要と開発するためにどのようなことをすればいいかをわかりやすく1ページでまとめられています。少し開発をしたことがある人なら、こちらのほうがわかりやすいかもしれません。
◆Trailhead
https://www.salesforce.com/jp/services/learn/overview/
Salesforceの公式学習サイトです。ユーザー登録が必要ですが、Salesforceでの具体的な作業を無料で学ぶことができます。今回のローコード開発なら「Lightning Experience の使用開始」トレイルをトライしてください。
◆Salesforce初心者講座
https://www.youtube.com/channel/UCSit88SSGH0B8BGC_eliHpA
Salesforce認定コンサルタントのKLever社が提供する初心者向けの動画講座です。動画がたくさんあって、迷うところですが、再生リストのタブをクリックして、Salesforceの使い方のリストから見るとわかりやすいです。
◆ClassicとLightningについて簡単にわかりやすく解説!
https://keneloper.com/what-about-classic-and-lightning-on-salesforce/
最近始めた方は問題ないのですが、2015年より前は、Salesforceの画面がClassicというのになっていました。今も切り替えて使えるのですが古いテキストを使うと旧画面で紹介されていて、戸惑う方がいるとのことなので、簡単な違いがわかるページを紹介します。