今回もLINEのビジネス版に当たるLINE WORKSについて紹介します。
今回は少し管理者向けと技術者向けの話しです。といってもプログラムができなければダメというわけではなくて、設定をすれば、利用できるサービスもあります。もちろん、開発できると自社のニーズに合わせたことができるので、自社のニーズに応じて少しがんばってみてもいいかなと思う方はチャレンジしてください。
まず、管理者向けとして、LINE WORKSは外部ツールと連携できます。勤怠管理や営業支援、書類作成支援などです。内容はリンクで確認してもらったほうがいいので詳細は省略しますが、業務効率化のお手伝いになると思います。ただし、大抵のものは有料です。LINE WORKS自体がフリープランでも利用できるものがあるので、LINE WORKSは基本機能で別機能がほしいという方も検討する価値はあります。
もちろん、Lite,Basic,Premiumといった上位の有償プランならできる範囲が広がります。このあたりは使いこなしていくと企業ごとにどこまでやっていくかを戦略的に考える必要があると思います。
もう一つは開発者が作成することができるBotです。Botとはロボットの省略ですが、ここでは、自動化された作業を実行するインターネットボットのことです。自動化といっても、選択肢による分岐や簡単な応答もプログラムによっては可能なので、ちょっとしたロボットような振る舞いをすることができます。
先ほどのサービスの中にもBotはありますし、フリープランでは、トークBotと呼ばれるトーク画面で使えるものを10個まで登録ができます。そして、この中の一部を自分で開発することもできるのです。
開発は専門知識は必要ですが、無料でもそれなりにできることがあります。ただし、トーク以外の機能でも開発したいのであれば、ライトプラン以上を契約する必要があります。少しハードルは高いですが、ちょっとやってみたいという方はリンク先を参照ください。
◆LINEWORKSで連携できる業務効率化ツール20選
https://businesschatmaster.com/lineworks/reikei-tool
Business Chat Masterが提供する連携ツールの紹介ページです。1ページですが、使い勝手のよさそうなツールを選んで概要を紹介しているので、どんなことができるのかざっと把握したい方にはお勧めです。
◆連携ソリューション – LINE WORKS
https://line.worksmobile.com/jp/feature/integration/
LINE WORKSの公式サイトで提供されている連携ツールの一覧です。たくさんの連携ツールが掲載されており、リンクで各サービスのページにつながるので、少し時間をかけてみてください。
◆フリープランユーザーも使える!連携ツールのご紹介
https://line.worksmobile.com/jp/blog/solution/freeplan_solution/
こちらも公式サイトですが、フリープランに限定した紹介です。フリープランでできること、できないことといくつかのサービスが紹介されています。
◆LINE WORKS Developersへようこそ!
https://developers.worksmobile.com/jp/?lang=ja
公式サイトの開発者専用ページです。ドキュメントに詳細な情報が掲載されていますし、コミュニティを使えば質問もできます。とはいえ、専門家向けのページなので、できる方向けです。
◆LINE WORKS -Qiita
https://qiita.com/tags/lineworks
エンジニアリングに関する知識を共有するサービスQiitaのLINE Works関連ページです。たくさんあって、見るのも大変ですが、初心者でも取り組めそうな開発事例が掲載されているので、チャレンジしてみたい方は探してみてください。