今回は前回に引き続き、ビジネスチャットツールSlack について紹介します。
Slackは、最初の回でお話ししたように他サービスとの連携が得意です。特に2020年12月にSlackはSalesforceに買収されたために今後このサービス間の連携は強化されると思います。マイクロソフトの対Teamsといった部分もありますが、クラウドサービスの先駆者であるSalesforceがSlackをどう展開していくのかが楽しみです。
SlackとSalesforceが連携すると顧客情報や商談情報を見ることができたり、Salesforceでの商談進捗の連絡を受けることができます。(本当はSalesforceにはChatterというチャットツールはあるのですが、この買収を機に移行を促すようです。)
ほかにも以前紹介したオンラインストレージサービスのGoogleドライブと連携して、ファイル共有を行ったり、これも紹介したタスク管理サービスのTrelloを使って、タスクの進捗を通知してもらうこともできます。これ以外にも有償サービスとの連携もいろいろあるので、もし自社が利用しているサービスがあれば、Slackに対応していないかどうかを確認してみてください。
それぞれ単体でも便利ですが、一つずつ見るのは意外と大変です。それをSlack1つを見るだけで、済むのは負担感がぐっと減ります。
また、もう一つ便利な機能としてSlackbotと呼ばれる機能もあります。シンプルなのは自分やメンバーへのリマインダーです。これは機能としてメニューがありますのですぐに使えます。それ以外に特定の条件で動き出すものも作ることもできますし、有償が多いですが、外部サービスで使えるSlackbotもあります。上級編にはなりますが、ここまでくるとSlackを使いこなした感は高いとは思いますがたどり着くためのハードルも高いのに読者のみなさん全員にお勧めできるものではありません。
今回は比較的わかりやすくて導入しやすそうなものや人気があるものを中心に紹介します。
◆Slack(スラック)をもっと活用する10の技!
https://ferret-plus.com/14247?page=2
中上級者向けのSlack活用術の紹介です。アプリ連携、リマインダー、botの概要が掲載されています。ざっと機能を知りたい場合はこのページを見てください。
◆Slack(スラック)
https://best-cloud.jp/category/business-chat/slack/
法人向けITツールの比較・検索メディア[BEST CLOUD]が提供するSlackのページです。連携アプリの紹介は2ページ目にありますが、それ以外のページもSlackを使うのに役立つ記事です。
◆業務効率化のためのSlack(スラック)連携アプリ25選
https://form.run/media/contents/business-efficiency/slack-integration-tools/
フォーム作成サービスformrunを提供するformlabが提供するページです。お勧めの連携アプリが紹介されています。もちろん、こちらのサービスであるformrunも対応しています。
◆「ソフトウェア・アプリ」の記事一覧
https://wk-partners.co.jp/homepage/blog/category/software/
ホームページ制作会社のウェブ企画パートナーズが紹介するソフトウェア・アプリ記事のページです。2021/3/16で社内コミュニ―ケーション編、カスタマーサポート編、スケジュール・タスク編の3ページに分けて33個のアプリを紹介しています。
◆Slackbotとは?
https://miyabikno-jobs.com/slackbot-construction/
ちょっと開発者向けで難しそうですが、Slackbotの概要が書かれています。実際に作るのはリンクがあるので、そこを見ればサンプルの事例が書かれています。