クラウドサービス(IaaS)(その3)

今回もクラウドサービスの中でもIaaSに関するサービスについて紹介します。

今回のサービスはIaaSで紹介していますが、実際はPaaSで利用されていることが多いようです。IaaSとPaaSの違いはミドルウェアと呼ばれるデータベースやプログラムの実行環境が含まれています。

特殊なソフトウェアや実行環境を準備したい場合や詳細な設定を行いたい場合はIaaSの状態で一からインストールしていけばいいですが、一般的な環境下ではPaaSでの状態が便利です。更新や脆弱性対策も実施してもらえるので、負担軽減が図れます。

IaaSは土地を借りる、PaaSは家を借りるといった感じです。SaaSは部屋を借りるといった感じでしょうか。だんだん管理負担は減ってきますがその分自由度も減ってきます。管理負担と自由度のバランスでどの段階を選ぶか決めてください。

今回はインターネット関連企業のサービスを紹介します。

◆IIJ GIO
https://www.iij.ad.jp/GIO/

日本で最初に商用サービスを開始した IIJが提供するサービスです。パブリッククラウドとプライベートクラウドが連動するハイブリッドクラウドを利用できるのが特徴です。SAPの認証も受けているので信頼度は高いです。

◆さくらのクラウド
https://cloud.sakura.ad.jp/

さくらインターネットが提供するサービスです。初期費用が無料で、サーバープランとディスクプランの2種類以外の課金がなく、シンプルでわかりやすいのが特徴です。もちろん、基本サービスもそろっています。

◆ATLUS by GMOクラウド
https://www.gmocloud.com/

インターネットインフラ大手の GMOが提供するサービスです。ミニサーバーを選ぶと月額 500円から利用可能です。専用セグメントでVLANも構築できるIsolateは1800円から利用できます。

◆IDCFクラウド
https://www.idcf.jp/cloud/

Yahoo!JAPANの関連企業であるIDCフロンティアが提供するサービスです。 500円から始まることができるサービスで、簡単な見積ができるようになっています。

◆freebit cloud
https://cloud.freebit.com/

インターネット接続サービスDTIの親会社freebitが提供するサービスです。こちらもパブリッククラウドとプライベートクラウドを連携させるハイブリッドクラウドを利用できるのが特徴です。

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