クラウドソーシング(その3)

 前回に引き続き、クラウドソーシングを紹介します。

 クラウドソーシングの利用方法としては、主に3つの方法があります。

 一つはプロジェクト方式と呼ばれ、設計書や仕様書の簡易版から対応可能な受注者を募集します。受注者が決まってから詳細打合せを行い、成果物を作成、納品してもらいます。システム構築のような依頼をする場合に使います。

 もう一つはコンペ方式と呼ばれるもので求める成果物の内容を明示したうえで出してもらった複数の成果物から選ぶというものです。ロゴやサイトデザインといった依頼をする場合に使います。

 最後の一つはタスク方式と呼ばれ、作業内容を明示して、複数の受注者に作業を行ってもらいます。データ入力のような単純作業や感想のような個々人が作成する必要な作業を依頼する場合に使います。

 いずれの場合も事前準備をしっかり行い、最終的に求める成果物を受注者にきちんとイメージしてもらえるようにすることがポイントとなります。日頃よく知った企業に依頼している場合は難しいと思いますが、条件整理はクラウドソーシングを利用しない場合でも有効です。

 今回は目的特化型のサービスを紹介します。

◆FAST DESIGN
 http://www.fast-d.com/

 イラスト、Web漫画、デザインに特化したクラウドソーシングです。ロゴやチラシなどを作成する場合ならこちらのサービスを検討してもいいと思います。

◆Sket
 http://sket.asia/

 営業資料や広告媒体資料などビジネスに関する資料作成に特化したクラウドソーシングです。

◆Voip!(ボイプ)
 http://voi-p.com/

 声優さんやアナウンサーさんによる音声素材を依頼できるクラウドソーシングです。

◆Viibar
 http://viibar.com/

 動画作成に関する依頼に特化したクラウドソーシングです。実績動画を見るとどのような制作を依頼できるかがわかりますが、有名企業ばかりなのと価格が見えないのが気になります。

◆JobUni(ジョブユニ)
 https://jobuni.jp/

 大学生・大学院生に依頼ができるクラウドソーシングです。データ解析やアンケート調査といった学生さんならではの依頼ができるのが特徴です。

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