AppSheet

今回は、ローコード、ノーコード開発ツールの第3弾として、GoogleのサービスになったAppSheetについて紹介していきます。

正直に言うと、このサービスは以前に紹介した2つほどきちんと体験していないので、概要的な紹介になる点をご了承ください。

AppSheetとは

まず、このサービスは2020年より前までは独立したサービスだったのですが1月にGoogleに買収されて、Googleのサービスの一部になりました。それまで、Googl Apps Script(略称GAS)による開発か「App Maker」というサービスで開発するかでしたが、前者は専門知識がそれなりに必要で、後者はG Suiteユーザー限定、DBが限られているなど、人気が今一歩でした。結果として、3年もたたずに終了しました。(終了の直接の理由はApp Sheet買収)

さて、AppSheetの特徴ですが、日本語化がまだされていません。これが私がきちんと体験できていない最大の理由です。日本語化されるのを願っています。ちなみにGoogle Chromeでログインして、日本語に翻訳することでおおよその意味はわかります。

さて、できることはPower Appsに似て、データベースを自ら作って使うこともできれば、既存の表計算ファイル(Googleスプレッドシート、Excel365やDropboxに入っているExcel)、SQL ServerやOrcaleなどの既存データベースを利用することもできます。

ノーコード開発で始めるなら、既存のGoogleスプレッドシートを題材にアプリを作るのがわかりやすいと思います。データからだと基本機能の付いたアプリを自動生成してくれるので、どんなことができるかがわかりやすいです。

もしくは、App templatesでサンプルアプリがあるので、こちらから適当なものを選んで、Exploreをクリックするとどんなアプリが作れるのかがわかります。

Deploy(公開)は注意

いろいろお試ししていただくといいと思いますが、注意事項が1点あります。Deployつまり公開すると料金がかかります。公開しなくても動作確認もできますし、10人までなら共有できるようなので、その点を注意して利用してください。

Googleスプレッドシートを使っているけど、同じGoogleのサービスで、アプリを作ってみたいという方にはお勧めです。

◆AppSheet
https://about.appsheet.com/home/

AppSheetの公式サイトです。始める場合は、Get startedで登録できます。クラウドサービスのアカウントで入れるので、Googleアカウントで入るといいと思います。ただし、全部英語です。

◆AppSheetとは できること・使い方・料金を解説【図解付き】
https://smbiz.asahi.com/article/14406221

朝日新聞社が提供する経営者向けメディアのAppSheet紹介ページです。どんなサービスで、登録方法、アプリの作成方法、どんな留意点があるか等分かりやすく説明しています。日本語なので助かります。

◆AppSheetの使い方をわかりやすい図解付きで徹底解説!
https://web-camp.io/magazine/archives/105460

DMM infratopが提供するエンジニア向けメディアでのAppSheet紹介ページです。簡単な機能紹介と実際の操作画面を日本語で解説してあるのでとても助かります。

◆AppSheet:アップシートを開発ツールに推奨する理由
https://appsheet-apps.jp/appsheet/

アスラボ社が提供するAppSheetのページです。機能説明は少なめですが、下にあるブログのリンクから具体的な作成を丁寧に説明しているので、具体的な開発イメージがよくわかります。

◆ほんとにノーコードでできるの?営業がAppSheetやってみた
https://www.dsk-cloud.com/blog/sales-tried-appsheet

電算システムのブログページです。生徒管理アプリを例に実際にAppSheetで作成する流れを画面と文章で説明してあります。途中でデプロイ(公開)してるのは有料版での操作なので注意してください。

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