動画共有サイト

 以前、Web2.0の代表サイトとしてYouTubeを紹介しました。YouTubeは、自分の撮影した動画を登録してみんなに閲覧してもらい、評価によってランキングがつくサイトです。あれから4ヶ月ほどですが、最近は日本語で利用できる動画共有サイトが増えました。また、その動画を利用したブログやサイトも増えてきており、商品宣伝に動画共有サイトを利用する企業もあります。
 動画共有サイトのメリットは、自社サイトに動画のような容量の大きいファイルを置かずにすむのでコストが抑えられること、(動画閲覧の設定はそれなりに必要ですが)自社で行うよりずっと簡単に半自動化されていることです。現在、既にテレビCMを製作しているような会社が、Web向けのCMやテレビCMを登録していますが、自社の会社紹介や商品紹介を自分でビデオ撮影・登録して、自社のサイトに掲載することも出てくるでしょう。「自社製品は動きがあるほうがアピールしやすい」と思う方は、チャレンジする価値があるでしょう。

◆Ameba Vision
 http://vision.ameba.jp/index.do

 06年2月開始の、サイバーエージェント運営のサイト。テレビ局ともタイアップしており、かなりの動画が集まっています。同社が運営しているアメーバブログとの連動性は高いです。

◆FlipClip
 http://www.flipclip.net/
 
 06年4月開始のサイト。身近な携帯やWebカメラなどから動画が投稿されていること、ブログへの貼り付けが容易に出来ることが特徴です。動画を撮るのに準備がいるのでは困るという方にお勧めです。

◆エキサイトドガログ
 http://dogalog.excite.co.jp/video.jspx

 06年10月開始の、エキサイト(検索サイト)にある動画共有サイト。サイトやブログに貼り付ける方法もすぐわかり、便利です。ファイルひとつが200MBもでき、投稿できるファイル数が無制限なのも魅力的。大きなサイズの動画を投稿するならお勧めです。

◆Yahoo!ビデオキャスト
 http://videocast.yahoo.co.jp/

 07年4月から始まったYahoo!のサイト。特徴は、動画に著作設定(クリエイティブコモンと呼ばれます)ができることです。クリエイティブコモンとは、著作者がその著作物の権利を持ったまま、一定条件で他人に利用させることを可能にするものです。

◆eyeVio
 http://eyevio.jp/

 07年4月より始まったソニーのサイト。投稿だけでなくダウンロードも容易にでき、友人限定一般非公開などの設定も可能です。会員向け情報を動画配信するときなどに利用出来そうです。今回紹介サイトの中では後発で、いろいろな機能がついています。

◆クリップライフ
 http://cliplife.jp/

 06年8月開始のNTTのサイト。クリエティブコモンによる著作権設定やダウンロード機能、ブログへの貼付支援など一通りの機能が付いています。違法投稿には人力で対応するなど安心感は高いです。